〇人間牧場での子ども体験塾は大盛況(その4)
この日の作業で一番の大仕事は、植菌したシイタケの原木を下の前もって用意した木陰ホダ場へ運ぶことと、ジャガイモを掘った跡地に畝を立て、マルチを張ってサツマイモのつるを植える作業でしたが、時間的に子どもたちの手に負えず、結局はボランティアスタッフの労働力をお借りして片付けなければならなくなってしまいました。
サツマイモは西岡さんと宮本さんの指導で、シイタケ原木運びは私と亀本さんが担当し、地域おこし協力隊の冨田さんと川口さんが両方を手伝ってくれて大助かりでした。
ジャガイモ畑には色々な品種を植えていたため、晩生のメークイン等はまだ茎が青々をしていて、堀り上げサインが出ていないためそのままにして、とりあえず堀り上げた所だけマルチを掛け、カッターで穴を開けてサツマイモのつるを植えてもらいました。西岡さんは知恵者なので植えたつるの上に周囲の雑草を鎌で刈って乗せ、乾燥を防ぐ手立てをしてくれました。
シイタケの原木運びは亀本さんや残ったボランティアスタッフに加え若嫁が、バケツリレーの発想で下まで降ろしてくれて大助かりでした。
私は川口さんや冨田さん、宮本さんたちが運んでくれた重い重い原木をホダ場まで運んで立ち伏せをしましたが、大小100本近くの数量なので大汗をかきつつ、最後の力を振り絞って何とか作業を終えることができました。いやはや大変な仕事量でした。昨晩足腰や腕が痛いと若嫁が笑顔で話してくれましたが、私も足腰に少し疲労感があるものの、何とか難儀をクリアーすることができたようでホッとしています。植えたサツマイモのつるは10月下旬まで葉を茂らせ、秋の収穫祭を楽しませてくれることでしょう。またホダ場に立てたシイタケの原木も1年後の春には立派なシイタケを生やしてくれることでしょう。苦労はしたけど楽しみは膨らんでいるようです。何はともあれ、多くのボランティアスタッフに感謝感激の一日でした。
「欲張った プログラムにて 残業が 手足に疲労 残して終える」
「畝を立て マルチを掛けて つる植える 上に雑草 生産の知恵」
「シイタケの 原木運ぶ 若嫁が バケツリレー 大助かりで」
「ああやっと 終った一息 差し入れの 冷たいお茶で ふとわれ返る」