〇ゴールデンウィークは孫たちと
楽しみにしていた今年のゴールデンウィークも、まずまずの好天に恵まれやっと終りました。遠出した人、近場で過ごした人それぞれですが、わが家は内孫2人と外孫2人の子どもたちを中心に、遠出もせず近場へも行かず、もっぱら自宅を中心に過ごしたため、妻、若嫁、娘の女3人はゴールデンウィークどころか、食事の世話もあっていつもより忙しい日々を過ごしたようです。特に妻は買出しやら料理やら出費全般やらに主役を務め、青色吐息といったところでした。
いつもは勤めている大学の仕事が忙しくて殆どやってこない娘婿も4日にはわが家へやって来て、長男息子が庭に用意してくれた屋外テントの下で焼肉パーティをしました。私は余り肉を食べないため、私のために妻は刺身などを用意してくれましたが、特に小学校6年生になった孫朋樹はまあ育ち盛り食べ盛りで、私用の刺身もペロリ平らげて頼もしい限りでした。孫希心も孫尚樹も今年から1年生になったので聞き分けも随分よくなり、ルールが幾分分ってきたようです。
ただ一番下の孫奏心はまだ4歳なので、上3人のお兄ちゃんと何かと行き違いが生じ、泣いたりわめいたりしていましたが、遊び用として息子が外に張ったテントの中で、まるで犬小屋のような格好で楽しく遊んでいました。今年のゴールデンウィークには家庭菜園に孫たちの畑も作ってやることができて、孫たちも大満足の手合いでした。
看護師をしている次男と警察官をしている三男は、仕事の都合で今年も帰れませんでしたが、私たち夫婦にとっては孫の成長が何よりの楽しみです。
ふと気がつくと、家族のために働く妻に比べ、さしたる用事もなく誰からも当てにされずただ自分でやりたいことを決め、自由に過ごしていたようでした。勿論この連休で書き溜めていた原稿書きも随分仕上がり、また念願の水槽を木枠で囲う工事も片付いてすっかりすっきりしましたが、リフレッシュという点では今一でした。もう高い・遠い・長い旅など望むべきもありませんが、妻が退職するであろう来年からは、せめて月並み世間並みな安・近・短くらいは選んで楽しみたいものです。
「誰からも 当てにもされず 伸び伸びと 過ごしたけれど どこかモヤモヤ」
「折角の 休みいそいそ 妻だけが 女に生まれ なくて良かった」
「ゴールデン ウィーク終わり 日常に 戻って静か 今日から平常」