人間牧場

〇新聞記事のスクラップ

 私はまちづくりに永らく関わってきたので、若いころから双海町とか、自分の関わった仕事に関する新聞・雑誌記事をスクラップしています。それらは忙しい事を理由に整理もされず、段ボールの中に無造作に入れて、倉庫の奥に終っているのです。いつかは整理をと思いつつ、多分紙ごみとしてのの運命を辿ることでしょう。
 愛媛地域政策研究センターに出向していた松本さんも、私と同じく新聞のスクラップをやっていますが、彼は現代風でスクラップした記事は、今流なやり方でPDFファイル化して保存しているようです。新聞や雑誌の記事そのものも5年程度が廃棄処分の目安なので、先日廃棄されたスクラップを何とかファイル化できないか話していたところ、昨日地域おこし協力隊の川口さんから、「PDFファイルにしました」とメールに大量のスクラップ記事を添付して送ってくれました。

 いやはや嬉しいプレゼントでした。早速慣れない手つきで、スライドショーのような形で一気に拝読しましたが、中には私が現職のころに関わったスクラップもあって、目と心を奪われてしまいました。多分関係のない人から見ればまさにゴミでしょうが、記録と記憶の関係から考えれば私にとってこれらの資料は値千金の宝物なのです。
 私たちは情報化社会の中で、生まれては消える情報とともに生きていますが、今風の人のようにデジタルデーター化できる能力を持ちあわせていない私のような古い人間は、それらを保存することさえ容易なことではないのです。「今を記録する」ことの大事さは分かっていても中々「いい事とできる事は違う」のです。

 (これから岡山へ出張するのでこの続きは後で・・・・)

[ この記事をシェアする ]