shin-1さんの日記

○とりあえずブログをプリントアウトしました

 あと3日も経てば激動の平成22年度も終わり、新しい23年度となります。サンデー毎日の私には年度など殆ど無縁だと思うのですが、どうしても今年度中に片付けておきたい気になっていることは、昨年の1月1日から今日まで、書き溜めているブログの記事のプリントアウトが出来ていないことです。これまでの記事はデジタルでしっかり保存できていて、読んだり調べたりしようと思えば簡単に呼び出せるのですが、ペーパー時代に育った古いタイプの人間ゆえに、ペーパーにして傍に置かないと不安で仕方がないのです。

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(2010年と2011年分のブログ記事)

 昨年1年で1月65本・2月58本・3月62本・4月60本・5月63本・6月60本・7月62本・8月63本・9月60本・10月62本・11月60本・12月64本と739本、今年に入ってから3ヶ月間で1月63本・2月56本・3月57本(今日現在)合計176本と驚異的な本数の記事を書いているので、一口にプリントアウトしたいといっても、合計915本の印刷は時間がかかるし、おいそれとは出来ないのです。でもやろうと3日前から心に決めプリンター用の純正インクカートリッジとコピー用紙を買い込んで始めました。このところパソコンもプリンターも絶好調なので、時には作業が深夜にまで及びながらも、今朝の午前1時に全てのプリントアウトを終え、毎月毎にダイソーで買った3冊100円の紙のファイル表紙をつけて、14冊の綴りがとりあえず出来上がりました。今3月号は4月に入ってやろうと思っています。作業でヘトヘトになったので、今後は心を入れ替えて毎月小まめにやろうと心に決めたのです。

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(人間牧場水平線の家の長い書架にはブログ記事がぎっしりです)

 今日はそれらを軽四トラックの助手席に積んで人間牧場へ運びました。そして長い書棚の一角にこれまでのものと合わせて置きました。冊数は今月の分が入ると丁度区切りの良い70冊になるようです。人から見れば他愛のないことかも知れませんが、私にとってはリタイアした後の自分の日々の生き様を書いた記録ですから、とても貴重な自分史でもあるのです。

 人は誰でも今という時は覚えています。しかし一週間前や一ヶ月前のこと、ましてや一年前や二年前のこととなると殆ど思い出せないのです。ブログは今を記録する最大にして最高の手段だと思います。今は価値など無に等しいのですが、記録は何年か後には貴重な資料になるはずです。文字を筆やボールペンなどで書く時代にこんな膨大な記事は書けなかったし保存も出来なかったことでしょう。幸いアナログからデジタルへと変化する時代に生きていたことが可能にしたのですから、これからも出来ることなら書き綴って行きたいと思っています。


 今はプリントアウトしてとりあえず綴るだけですが、そのうち暇でも出来たら月々の綴り毎にテーマを呼び出して目次をつけたいと思っていますが、これもいつのことになるやらと思っています。念願の整理を終えて新年度を迎えることが出来そうで、今はホッとしています。

 それにしてもプリンターのインクはかなり高くついて、年金暮らしの私の財布を直撃してしまいました。何とかいい方法はないか思案中です。


  「とりあえず ブログの記事を プリントし 新し年度 迎えられそう」

  「へエー一年 739本の記事 書いたとは 自分ながらに 驚きました」

  「アナログな 人間ゆえに 紙なくば どこか不安で やりきれません」

  「プリントを 終えて疲れが どっと出る 来月からは 毎月やろう」

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○吊り雛飾りを見に行きました

 旧中山町と旧双海町の境に犬寄峠があります。かつては国道56号線の交通の難所でしたが、昭和40年代に犬寄トンネルが開通して一気に便利になりました。しかし曲がりくねった旧道沿いは最近開通した高速道路の賑わいを他所に、いつしか忘れられたような場所になってしまったのです。

 そんな犬寄峠に程近いところに私の友人の松浦さんや高市さんたちが住んでいます。松浦さんはご主人が住民自治佐礼谷の会長さんだし、奥さんは市役所の部長を最後に退職され、色々と社会活動をされていて尊敬するご夫婦なのです。

 高市礼子さんご夫妻も穏やかな趣味に生きる人で、その趣味たるや何につけても玄人はだしで、特に蓑虫の蓑を使って作った衣服などは常識を破る発想で、私たちをアッと言わせたものです。礼子さんはこの4~5年座敷吊り雛に凝っていて、昨年は満開の桜の時期に自宅近くの一戸建ての家に展示して、内外から多くの見学者を集めていました。私もお誘いを受けて妻と二人で出かけましたが、古布を使って作った雅な世界は、日本の伝統文化の奥深さを存分に感じさせてくれました。今年もその時期がやって来て、昨日は妻に誘われ娘と孫を伴って午後から出かけて行きました。

 犬寄までは翠小学校~柆野~犬寄と進みますが、特に柆野からの道は曲がりくねってまるで農道のような狭い道なのです。犬寄峠の四辻を96号線に入るとほどなく高い地産の家が見えてきます。車を道沿いに駐車して先に展示場を見学しました。昨日もひっきりなしに見学者が訪れていました。芳名録に記帳し中に入ると肌寒い山里の空気と一変し、床暖房の温かさが足元から伝わり、3つの部屋に所狭しと展示されている吊り雛や展示物を見学して回りました。ご案内役の人たちは皆さん手づくりの赤頭巾のような帽子を被って雰囲気を盛り上げていました。娘も孫たちも展示品の多さにビックリしていました。

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 帰りに高市さん宅へお邪魔しました。いつもの事ながら自宅の庭を開放されてお茶をいただきました。来訪者の中には知り人も多く、楽しくお喋りをしました。頭の上ではミツバチが盛んに飛び交って、来訪者の誰もが驚きながら頭を低くして巣箱の下を通っていました。

 松浦さんご夫婦もそうですが、高市さんご夫婦に接する度に、歳をとったらこんな穏やかな生き方をしてみたいと思うのです。地域とともに、仲間とともに、そして楽しさとともに老いを向かえられたら最高ではないかと思うのです。これだけの展示ですから報われるために何がしかの入場料を取ったらどうかとも思うのですが、人に来ていただくことが何より嬉しいことだと、いつも笑って私たちを迎えてくれるのです。

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 娘や孫たちも束の間の休日をのんびりと過ごすことができました。犬寄に桜が咲くのはまだ1週間後ぐらいでしょうか。そのころにまた訪ねてみたいと妻と話しながら旧道を下り、国道56号線を下って合掌造りのそば吉で遅い昼食を食べました。そばも美味しく昨日はいい一日をのんびりと過ごし、久しぶりにリフレッシュさせてもらいました。

  「中山か 双海かどっち 分からぬが くねった峠 目指して登る」

  「山里に 雅の世界 現れて 年に一度の 心洗濯」

  「早既に ミツバチ元気 飛び交って 客をもてなし 少し興奮」

  「お茶と菓子 もてなし心 添えながら 訛り懐かし 峠の茶屋で」

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