shin-1さんの日記

○私のことを書いてくれた人

 3日前、私は伊方町立三崎中学校に勤める浅野先生の口利きで講演に出かけました。浅野先生とは先生が国立大洲青少年交流の家に出向していた3年間、交流の家に出かける度に会話を交わし、私のブログの愛読者となってもらっていることもあって、新しい赴任地である地元の三崎中学校へ帰ってからも、何かにつけて深いご縁をいただいて、人間牧場や年輪塾のメンバーを巻き込んだお付き合いをしているのです。

 先生はその後喜久家プロジェクトというブログを始められ、私もリンクメンバーとなってその愛読者の末席を汚していますが、学校の先生だけあって知識や話題も豊富で、いつもいい学びをさせてもらっているのです。

 一方浅野先生のブログで三代目こと、お菓子屋の田村さんという若者と偶然にも知り合いました。何年か前三崎町での研修会で名刺を交換しただけの出会いでしたし、その後はお互い疎遠になっていましたが、浅野先生の声かけで三崎中学校での講演会に参加していただき、質問討議や校長室での語らいなど、密度の濃い会話の機会を持つことが出来ました。その後お互いのブログに書き込んだりしながら過ごしていますが、田村さんもブログの達人で、若いながら文章表現能力も上手く、若い人の文章に触れることが少ない私のような年代にとっては、若者の考えや行動を知る上で大いに刺激を受けているところです。

 二人が私の講演内容を違った角度から、お互いのブログでレポートしてくれていて、その場のインスピレーションで話す私にとっては、「えっ、そんなこと話たっけ?」と思うようなことが随分ポジティブ肯定的に書かれていて、汗顔に至りです。

 私には知人や仲間が沢山いて、色々な場所で色々な話の引き合いに出されて話していただくし、文章に書き込まれる事だってあるのです。時には悪評や時には辛らつに批判めくこともありますが、この歳になるとそれらも含め笑ってやり過ごすことが出来るのです。

 私は若いころから、人に自分のことを話してもらったり、文章に書いてもらうようになると一人前と思って生きてきました。いまだに半人前の私ですが、人が私の話を聞いてその内容を書いてくれることはもの凄く参考になるのです。


 ちなみに、浅野さんのブログは「喜久家プロジェクト」、田村さんのブログは、「四国の最西端、日本一細長い佐田岬半島で菓子屋をやっている三代目のブログ」という、佐田岬半島にも似た長い長い名前がついています。一度覗いて見てください。私たちの知らない世界の話題が満載です。

 三崎町の清見タンゴールというこれからが旬のオレンジも美味しいし、田村菓子屋のお菓子もとても美味しいいですよ。お勧めします。

  「俺のこと 書いたブログを 読みながら 中々いいこと 言うと感心」

  「文章に 書かれた俺の 記事を読み もっと勉強 反省しきり」

  「偶然に 書いた二人は 佐田岬 突端近き 所に住んで」

  「タンゴール ウニ入り饅頭 食べながら 二人の顔が 頭に浮かぶ」

  

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shin-1さんの日記

○高知県中土佐町生涯学習フォーラム

 2月は28日までと短く、今日がいよいよ最終日だと思うと、寒かった冬が何だか懐かしく感じますが、今月も県外に数多く出かけたりしながら忙しい日々を、病気もせず元気に過ごすことができました。そんな私の忙しさを思ってか、昨日は高知県中土佐町大野見へ車で講演に行く運転手をかって出てくれることになりました。

 「明日は現地へ10時に到着しなればならないから家を出るのは午前7時」と妻に告げ、いつもより少しだけ早めの11時30分に床に就きました。ところが昨日の朝はいつもより1時間も早い午前3時に目が覚めてしまい、もう30分寝たい心境ながら起きて、帰りが遅くなるだろうと予測してブログを2本書きました。

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 午前7時、さあ出発です。妻は朝食の後片付けや親父の夕食の準備までして、雨になるという天気予報を信じて洗濯物まで取り込む慌しさです。いつもの事ながら電気は消したか、ガスは止めたか、コタツやテレビのスイッチは切ったか、鍵はかけたかとチェックに余念がないため、「早くしろ」とせかす私はいつも小言を言うのです。

 夫婦が故に、私も妻も忙し過ぎるため、考えてみればいつもすれ違いのような気がして、大野見までの3時間の道程を、色々な話をしながら走りました。途中肱川の道の駅、梼原の道の駅でトイレ休憩をしたり、運転を交替したりしながら9時40分頃に津野村との峠を越えて大野見に入りました。

 かつて宿泊したことのある四万十源流の家に立ち寄り、周辺を少し散策しましたが、木立に囲まれた田舎の風情は今も変わらず、四万十川源流域の水も冷たく澄んでいました。

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 周辺地域の地図を渡した妻は夕方5時まで自由行動をするので、大野見青年の家で降ろしてもらい、事務所に案内されました。玄関先には綺麗なお雛様が綺麗に飾られていました。この場所も3~4回訪ねているし、中心的に働いている人たちも懐かしい顔ばかりで安心して雑談に耽りました。

 昨日の集会は中土佐町生涯学習フォーラムで、私の出番は午前中11時から1時間余りの基調講演と、午後1時15分からフォーラム討議の助言を頼まれ、アトラクション縁起の後の午後4時30分からは食談交流会と、3部に分かれて中々忙しい日程でした。

 この日は高速道路の開通記念イベントがあるとかで、多少そちらへ参加者が流れた感もありましたが、会場には大勢の人が集まっていました。専門のPAさんの配置していてマイク関係やDVD関係は申し分なく、いずれの出番も反応がよく気持ちよく話させてもらいました。

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 昼食時には合併した旧町村の観光資源がパワーポイントで上映され、懐かしくも親しみのある土佐弁でのナレーションにみんな感心して見入り聞き入りました。下の海沿いに面した風景も一度は訪ねたいと思いました。
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 交流会は食堂サロンで行われました。料理は全て女性太鼓集団の面々がボランティアで手づくりしたようで、所狭しと並んだ料理はいずれも美味しく、僅か30分ほどしか参加できませんでしたが、大勢の参加者で賑わい和やかな雰囲気の中、ギノー味噌さんからいただいた味噌やドレッシングなどの「裏が味噌」なる宣伝を10分間もさせてもらいました。聞けばギノー味噌は高知県でも販売しているらしく、「技あり、効果あり」という感じで、田中社長に報告したいと思いました。

 折から振り出した雨の中を迎えに来てくれた妻と合流し、元来た国道197号を梼原~日吉~大洲~長浜~双海へと、午後8時過ぎにわが家へ帰って来ました。聞けば妻は自由時間中太平洋まで行ったり、源流の家の立ち寄り湯を楽しんだようでした。


  「ああ今日も 深いご縁を いただいた そんな思いの 一日過ごす」

  「久方に 妻の運転 する車 あれやこれやと 夫婦の会話」

  「元気かと 何年ぶりに 出会う人 声かけくるが 誰だったっけ?」

  「合併で 風向き変化 薄々と 感じて歩く 久方の村」

 

 

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