○居酒屋「ふじ」で年輪塾生交流
昨日の夜は午後6時から、今ではすっかり行き着けになった市駅裏の居酒屋「ふじ」という店で年輪塾の塾生交流会が持たれました。気がつけば今年初めての集会なので、さしずめ一月遅れの新年会のようでした。昨日はえひめ地域政策研究センターが主催した研修会があって、殆どのメンバーが参加したこともあって、また当日研修会の講師として参加した高知県四万十市の大宮産業竹葉社長を囲みたいという清水塾頭の思惑もあって実現しました。というのも皆さんは先日大宮産業へ年輪塾として研修に行って、竹葉社長にすっかり心酔しているのです。
私は昨日三崎町へ講演に出かけていて、昼間の研修には参加できず、しかも少し遅れると告げていたので20分近く遅れて会場へ着きました。久しぶりに出会う仲間たちですが、日常的に年輪塾ネットでメール交流しているため、バーチャルとはいいながら日常の暮らしが共有され飲み込んでいるので、深い出会いを重ねることが出来ました。
年輪塾ではこの春から、愛媛県下の学校などに設置されている二宮金次郎の銅像調査を始めています。既に予備調査を終え、早い人は本調査に取り組んでいると報告がありました。予備調査では県内に180ほども金次郎の銅像はあるのですから、4月中までの目標をクリアするためにはみんなの努力が必要なので、塾長として少しだけゲキを飛ばしました。
心許せる友だちとの語らいは楽しいものです。いつもながらの飲み放題2時間3500円の小宴会でしたが、見も心も満腹でした。特にゲストである竹葉さんは高知県人らしからぬ(高知県人には失礼)実直な方で、皆さんの意見や質問に熱心に耳を傾け、大いに語らいました。
人は人によりて人となるといいますが、私も66年間生きてきた人生の中で様々な人に巡り会い、人に教えを請うて今日があるのです。少しでも知識を吸収し少しでも智恵を出したいと今も自分流進化論を持ちながら生きているのです。竹葉さんや谷口さんは県外組ゆえ滅多に出会うこともなく、それだけ価値のある交流でした。昨日は博学な門田さんが田舎のガソリンスタンド論を皆さんに分かりやすく話してくれましたし、清水塾頭もしっかりとフォローをしてくれました。
大河内さんと西田さんたち女性群も野暮ったい男性に混じって爽やかな風を吹かせてくれました。二人とも遠方などをものともせずの参加にはいつも脱帽です。西田さんは昼間に館長さんたちとともに研修会に参加し、私が双海町まで、双海町からは亀本さんが自宅までと、送り狼2匹の送迎リレーでした。
愉快な仲間が私の周りには沢山います。仲間と共感共有しながら、これからもいい人生を歩んでゆきたいと思います。昨日仲間の清水さんと浜田さんがこの3月でひとまず退職することが発表されました。清水さんも浜田さんもまだまだ働く意欲十分で、これからの活躍を期待したいところですが、人はどこかで人生の岐路にぶち当たります。さてどちらの道を行くのか、人それぞれが幾つもの行き先の中から選ぶのでしょうが、一足先に選んび進んでいる私のように、彼らの行く手にも幸せが待っていることを祈っています。
「お隣の 高知県から はるばると やって来た人 囲んで語る」
「女いる だけで集会 何となく 楽しくなりて みんな饒舌」
「退職を 近く迎える 心境は 六年前の 私と同じ」
「俺の町 四つもあった スタンドが 今はひとつと なりて寂しく」