○旅先の天気が気になる朝のひと時
気象予報士の資格を持っている友人の清水和繁さんから数日前、私の携帯にメールが入りました。「今度の土日頃にこの冬最大の寒波がやって来る」というものでした。清水さんの予言は正しいデーターに基づくものだけに納得しつつも、「土曜日はえひめ地域づくり研究会議の年次フォーラム、日曜日は海を渡って大分へ行く予定があるので大変だ」と内心ドキドキしながら寒波が来るであろう昨日を迎えました。
二日前から最高気温が8度どまりと低く推移しているものの、嵐の前の静けさというべきか比較的穏やかでした。昨日はその前触れなのか、総会フォーラムへ参加するため乗った車の中でカーラジオを聞いていると、午前中に徳島道が雪のため通行止めと放送されていました。総会フォーラムに参加した主に南余の人たちも口々に、「今日はひょっとしたら雪になるので、帰りは海岸線の双海を通って帰らなければならない」というのです。
私も早めに交流会と称する呑み会を切り上げ、少な目の交通量を意識しながら午後7時過ぎにわが家へ帰って来ました。今日の朝大分へ出かける準備を整え早めに風呂に入って、久しぶりに帰った警察官の息子と談笑しながらテレビを見ていましたが、早々に切り上げて午後10時過ぎ床に就きました。布団の中で今日の天気を占いながら、「もし船が欠航したらどうしよう」、「もし佐田岬半島に雪が積もったらどうしよう」と思いました。
気象予報士の清水さんからは、前回広島から帰って宇和島へ向かう際、「伊予~宇和間が雪のため通行止め」という最新データーをメールでもらい、早めの行動をしたお陰でピンチをチャンスに変えることが出来たのです。清水さんからは今回も佐田三崎半島に住む友人浅野さんの電話番号まで携帯電話に入力してもらい、昨日出会った塩崎さんにも様子を聞くかも知れないと耳打ちしていました。
今日は間もなく家を出ます。雪が積もることを想定して、少々運転はしにくいのですが私の強い味方の四WDの軽四トラックで行こうかと思っています。大時化ながら豊後水道は季節風のため船は走るものと思われます。運の悪いことに九四フェリーはドック入り臨時ダイヤのために減便運行のようです。旅の出る度に台風や雪の洗礼を受ける荒れた天気に一喜一憂しながら、今日も気合を入れて旅立とうとしている私です。
「二~三日 前から天気 大荒れと 気象予報士 メールをくれる」
「旅先の 天気気になる 朝向かえ まだ明やらぬ 外を眺めつ」
「軽四で 出かけるべきか 迷う朝 風はピューピュー 音立て強く」
「さあ今日も 元気を出して 頑張ろう 言いつ内心 ハラハラしつつ」