○真新しい双海中学校を訪問
昨日の昼過ぎ家の近くの双海中学校へ出かけました。不覚にも水曜日と木曜日を間違え勘違いして、評議員会を欠席したお詫びのつもりで、校長先生にお詫びがしたかったのです。双海中学校は昨年4月に、下灘中学校と町内統合して、まだ一年が経たない学校です。耐震基準に満たなかったため、本校舎は取り壊され新しい校舎を建築中で、職員室は運動場の隅に建てられたプレハブでしたが、既にそのプレハブも取り壊され、周景は整備中ながら、職員室も教室も新しい校舎に移転して、真新しい木の香りのする教室で授業が行われていました。
まだ正式な受け渡しはされていない工事中なのですが、間もなく巣立つ今年度卒業予定の生徒たちに少しでも新しい校舎で授業をしてもらおうとの配慮で、また既に始まっている受験への供えもあって慌しい中での移転作業が年明け早々行われたようです。
校長室へ案内され、木の香りのする真新しい部屋で校長先生と色々なお話をしました。アポも取らずに出かけたために、お詫びをして資料を貰い早々に引き上げようと思いましたが、運よく校長先生の案内で新しい校舎を見学することが出来ました。
「耐震」を意識した設計のため、私たち素人には理解できない筋交いが幾つも入って、それがやたらと目に付くのも今風なのかと納得しながら、安全第一で設計施工された総事業費4億円余りの校舎の一部始終を見させてもらいました。デジカメを持参して写真を撮りましたが、3月末の落成なのでブログでの公表は控えたいと自粛し、パソコンの内臓ソフトにしまい込んでおこうと心に決めました。
真新しい壁の掲示板にお洒落な絵と文字の掲示がありました。誰が書いたのかも分からぬものでしたが、感心しながらデジカメに収めました。これならブログで紹介してもいいだろうと、思った次第です。
わが家から双海中学校まで裏道を通ればほんの5分ほどで学校へ着きます。毎日中学生の剣道やバレーの練習声、校内放送、楽器の音などが遠く近くに聞こえ、子どもたちの気をいただいて暮らしていますが、学校を訪ね子どもたちの授業風景を見るとじかに気が伝わって、心がしゃんとしたような気持ちになりました。
統合準備、統合と生徒も先生も慌しい日程や環境に翻弄された一年でしたが、これでやっと落ち着いて勉強が出来る安全な環境が整いました。いい子どもたちが育ってくれるよう祈りながら、校長先生の見送りを受け学校を後にしました。
「間違えて 欠席お詫び するために 学校訪問 ばつが悪くて」
「新校舎 入りて生徒ら 授業受く 冬の光が 優し窓越し」
「耐震の 筋交いばかり 目に付いて 安全納得 したのはしたが」
「冬耐えて 春の来るのを 待つ子らに 本物春は もう少し先」