○不燃人・可燃人・自燃人・類燃人、あなたはどのタイプ?
昨日は怪我をした顔にリバテープを張ったままの痛々しさで、昨年11月に開かれた社会教育実践交流集会の反省会に臨みました。松本小番頭と午後5時に伊予市で待ち合わせして、私の車で会場となっている道後のにぎたつ会館へ予定通り20分前に到着しました。既に代表世話人の讃岐先生や事務局の仙波さんたちも見えられて賑やかな世間話をしました。
時ならぬ私の痛々しい顔を見て誰もが驚き、「どうしたの?」と気遣いの言葉をかけてくれました。その都度「いやあ実は・・・・」と釈明するのですが、30人を超えた殆ど全員の参加者への対応に、会が始まる前から少々疲れてしまいました。
この日の席順はくじ引きで私は16番を引き当て、横の席が松本さん、讃岐先生、米湊さんと同じようなくじを引き当て苦笑いをしました。酒の飲めない私はもっぱら注ぎ役で、次々とお酌にやって来る人と面談しながら3時間も過ごしました。
参加者の中には今日ブログを読んでコメントを書き込んだばかりの浅野先生がいました。先生とは国立大洲青少年交流の家に勤務していたころ知り合い、その後も意気投合して年輪塾への参加もあり最近では最も近しい関係の人なのです。先生がいきなり「若松さんは今日のような会は何故か目立ちませんね」と唐突に言われました。「同化」を心がけている私への嬉しい評価でした。
少しだけ酔っている浅野先生と、素面の私との会話は少し長めで、二つのことを話しました。まず一つは人間の4つの分類でした。大変失礼な話ですが人間をごみにたとえ不燃人、可燃人、自燃人、類燃人に分け、2・6・2の不文律を、2・5・2・1にしようと提案しました。不燃人はいくら言ってもやらない人、可燃人は指示待ち人間で言えばやる人、自燃人は誰に言われることなく自らが行動を起こす、昨日集まっているような人たちです。しかし究極のランクがもう一つあることに気がつきました。それは類燃人です。類燃人は自燃人なのですが、自分の持っている内なる炎を他の人に点火できる人、つまり人に影響を及ぼす人なのです。私も最近はそのことに気づき、かくありたいと思って行動しているのです。
さてもう一つの話は、家族の有り様の話です。先生も自宅を増改新築中だとブログに書いていました。家を建てるということはそこを拠点に暮らしをしたり、近所づきあいをすることです。そして家族や近隣との人間関係が始まるんですが、身近な人間関係ゆえに様々な気苦労が生まれます。特に長男の嫁と親との関係に微妙な影を落とすのです。勿論長男はその板挟みの中で左についたり右についたりする気苦労をしなければなりませんが、時には息詰まることだってあることを承知しなければなりません。賢明なご家族ゆえとり越し苦労になるよう
祈っています。ほんの短い時間にこれほど意味のある二つの話を引き出して、私に話させた浅野先生も只者ではないと思い、遠方ゆえにぎたつ会館に泊る浅野先生と2次会に出かける松本さんや米湊さんをあとに残して帰途につきました。
「自燃人 理想の人と 思ったが その上目指す 類燃人に」
「いつまでも 俺は素面だ 飲まぬゆえ 理論武装が 功を奏する」
「楽しいね 心許せる 人と会う 思い語りて 夜の更けるまで」
「顔に傷 何があったと 口々に 都度に釈明 少し疲れた」