○もし私がパソコンができなかったら
殆どブログ用にと思って使っている現在のデジタルカメラは3台目で、私の誕生日に子どもたちがお金を出し合って買ってくれたものです。年末も仕事が急がしくて大晦日ぎりぎりにしか帰れない長男から「年末の大掃除も手伝えなくてごめんね」と電話が入り、そのついでに「カメラの調子はどう」と聞いてくれました。その折、「お父さんのデジタルカメラは動画も撮れるんだからもっと使いこなせるようにならないと」と注文をつけられました。
確かに私が使っているパソコンもカメラも多機能なのに使い方は初歩的で、使い方の工夫がまったくできていないのです。これでは幾ら高いお金を払って多機能な物を買ったところで、豚に真珠、宝の持ち腐れのようです。私はパソコンなどのデジタルについては学校では習っていない世代なので、何も学習しないと何もできず、入ってくる情報も限られて情報に疎い人間になって一生を終わるのです。
先日同級生数人と出会う機会がありました。ある同級生Aさんは私のブログに毎日アクセスして読んでくれている人で、「進ちゃん毎日ブログをよく書くね」と、呆れ顔で褒めてくれました。一緒にいた同級生Bさんが、「ブログって何?」と唐突に言うのです。私のブログを読んでいるAさんが、「あんたブログも知らないのか?」と呆れ顔をして言いました。Bさんは「俺はパソコンが苦手で、あんなものはいいと思わん」と切り出しました。
Aさんは「そんなこと言っていると、情報音痴になってしまう」と呆れ顔でした。Bさんは「パソコンやブログを知らなくても生きて行ける」と一歩も引きませんでした。確かにBさんの言うようにパソコンやブログを知らなくても生きていけることは事実です。でもむちによって生ずる不幸は知ることによって避けられるのですから、パソコンやブログを知っていて損をすることは決してないのです。
Bさんが追い討ちをかけるように、「俺はパソコンをやらないからパソコンがらみの犯罪に巻き込まれることはない」と胸を張りました。ウーン一利あるなあとも思いました。まあ犬も食わないパソコン談義でしたが、Bさんは私のブログを読むこともないし、私とGメールでの交信もできないのですから、出会う機会は同級会くらいなものにしかならないのです。幸いなことに私にはメル友が沢山いて幸せです。
「それは何? メール・ブログを 知らぬ友 今時こんな 人もいますよ」
「知らぬとて 生きて行けます 胸を張る まして犯罪 会うこともなし」
「そんな暇 あったらもっと 別のこと するとブログを 否定する友」
「もし俺が パソコンできない ゾッとする これから先も 進化を目指す」