○今年最後の理事会
昨日は私が学識理事を務めているコープえひめの月に一度の理事会の日でした。孫の希心が嘔吐下痢症になっていると息子から電話があったので、理事会に行く途中で息子の住むマンションに立ち寄りました。妻はうつるから立ち寄らないようにと言われましたが、見舞いを兼ねて顔を見に行きました。
孫希心君も奏心君も二人とも症状は落ち着いていてすっかり元気を取り戻しているようでした。来週には孫たちも冬休みに入るので、迎えに行ってイクメンならぬイクジイ(育爺)をやりたいと思っています。
さて昨日は今年最後のコープえひめの理事会は、時間の大半を一年を振り返り来年度のあり方を探るグループ討議でした。普通は聞き役だけの学識理事ですが、同席した理事長さんの求めに応じて私もショートなコメントを話しました。私が学識理事に就任して5年になります。その間時代は大きく変わり、変わろうとしています。多分5年後にはもっと変わっているのではないかと思われます。日々の暮らしに埋没していると虫の目になり過ぎて、鳥の目を見失うのです。理事会は鳥の目を意識しなければなりません。情報化や高齢化、男の主婦ならぬ主夫化、組合員の若返りなど、様々な問題が立ちはだかっています。
地域理事さんの話に耳を傾けながら、私ももう少し学識理事としての役割を果たさなければならないと思い、横に座った理事長さんに私にできることを一言二言お話をしました。それは先日私の所にかかってきた電話で、「あなたがコープえひめの機関紙に書いておられた記事が、私たちのグループで話題になりました。私も若松さんの書かれたコラム記事を、切り抜いてコピーして皆さんに配りました」と唐突に言われました。「日ごろ目にする生協関係の人の話とはまったく違う視点や異文化を感じました」と言われ、その洞察に驚くとともに、学識理事になりながら今まで、何のお役にも立っていないと心苦しく思っていた私でしたが、多少救われた感じがしたのです。そして多少嬉しくなりました。
理事会が終了し、夕方から道後の茶波瑠というホテルで忘年会がありました。毎年使うホテルなのですが、二階の会場はダイニングキッチンを供え見違えるようにリニュアールされて多少驚きました。私たちのような古い人間には多少落ち着かない感じもしましたが、若い理事さんたちはお洒落な感覚に満足し、次々と出てくる料理を楽しんでいました。間違い探しゲームや抽選会で盛り上がり、私もご指名に甘えてゲームやハーモニカの即興でお茶を濁しました。私の忘年会もこれが最後です。酒は飲めなくても酔ったような気分で、横に素敵な女性が座ったものですから、ウーロン茶を3枚もお替りしてしまいました。楽しい夜でした。
「三杯も お茶をお替わり 忘年会 女性にもてた 勘違いでした」
「この五年 時代確実 変わってる 変わらないのは 俺の感覚」
「電話にて あなたの記事を 切り抜いて しまっていると 嬉しい言葉」
「お茶だけで 酔った勢い ハーモニカ ゲーム交えて ついつい本音」