○今日は2本も原稿を書きました
最近原稿依頼が数本あって、今日は雨模様でもあり朝から原稿書きをしています。私には時々400時詰め原稿用紙20枚や多い時は40枚などの依頼もありますが、殆どがエッセー風のものが多いようです。今日は2千字つまり400字詰め原稿用紙5枚を2本書き上げましたが、筆の進みがいい時はこんなものだと、今日は少しルンルン気分になっているのです。
文章を書くためには読まなければなりません。私は小説などの長い文章を書いた本を読むのが歳をとったせいか苦手で、もっぱら「100話」とか「20の言葉」のような、短文を集めて一冊の本にしているのをよく読むのです。一話が完結していて、前に呼んだことを覚えていなくても済むからです。まあこの傾向は加齢と共に益々進むことでしょう。
昨日私の友人である長野県木曽郡木曽町開田に住む大目富美雄さんから「私のスクラップック」という一冊の本が贈られてきました。本というよりは報告書といった方がぴったりするのですが、まま中を開けてみるとこれでもかといわんばかりに書いた新聞記事や、自分に関係のある新聞記事のスクラップが100ページを越えてコピーされていました。一つ一つの記事をまだ細かく読んではいませんが、随所に彼らしいほのぼのとした記事が載っていました。
パラパラと捲るとその中の78ページに、私に関する記事も載っていました。平成19年9月1日の市民タイムス」という田舎の新聞の記事でした。
~前略~大目さんは、六月に高知県安芸郡馬路村で開かれた「全国まちづくり人交流会」に出席した際、講師として出席した若松進一さん=愛媛県伊予郡双海町=が持ち歩いていたスギ製のケースに注目した。「こんなケースがあれば木曽の林業や観光をPRできる」と考え、全国的に有名な木曽ヒノキを使ったケースを持とうと考えた。~後略~なんて記事が紹介されていました。
自分が記事を書くことも、自分が新聞や雑誌に載る事も一つの表現です。中には「目立ちたがり屋」などとやっかむ人もいますが、人生は目だってなんぼだと思い、馬耳東風と聞き流せばいいのです。
木曽にも広島にも私のような輝いて生きる人がいるものです。大目さんに大きな拍手を送りましょう。
「原稿は 口で言うより 難しい 記録に残る 難儀さありて」
「書ける日は スイスイ原稿 書けるのに 筆の進まぬ 日には最悪」
「友人の スクラップ集 届きたる ペラペラ捲り 私を発見」
「世の中にゃ 小まめな人が いるものだ 集め集めて 小さな本に」