shin-1さんの日記

○昨日から4日間も愛媛大学で集中講義です

 昨日から愛媛大学で私の集中講義が始まりました。忙しさにかまけて余り用意もせずに、地域マネジメントスキル修得講座のレジメを持ち込み、教務係の女性に前もってプリントしてもらったものをレジメに使い、パワーポイントをセットしてもらって午前8時30分から授業を始めました。

 授業は午前中1時間30分を2コマ、午後は12時50分から1時間30分を同じく2コマ、合計一日4コマを4日間こなすのですが、これは大変な仕事量で、一日中喋り捲った結果、夕方には喉に違和感を感じるほどでした。

 学生は殆どが2回生で25人と多い人数でした。これまでにもこのレジメで地域マネジメントスキル修得講座を二日間やったことはありますが、今回は4日ですから一日終わった感想では果たして4日間も体力が持つか心配をしています。でもこの集中講義が今年最後の大仕事なので気合を入れてやりたいと、昨日は大学から帰ると直ぐにパソコンの前に座って予備学習をしたり、資料を取り出したりしながら、今日の授業に備えていますが、少しお疲れモードである自分を感じているようです。


 これまで8年間愛媛大学法文学部総合政策学科で年間60時間の授業をこなしてきましたが、同じ大学生でも反応が微妙に違い、多少戸惑っています。それでも今回の受講生は全て県内の学生なので、県内の実情をレクチャーして意見を求めると、すんなり色々な意見が出てきました。これは凄いことです。学生たちが気になっている自分の故郷の問題点も、今日の学習に繋がる貴重なものでした。昨日の後半から始めたワークショップも楽しみになってきました。

若松進一ブログ

 昨日は第一日目ということもあって7時に家を出たため妻の弁当が間に合わず、大学近くのサークルKで簡単な昼食弁当を買い求め、小田先生が用意してくれた控え室で一人昼食を取りました。本当は大学生とワイワイ言いながら食べたかったのですが、学生たちは生協の学食などに出かけたようでした。妻が昨晩、「明日は弁当を作るからね」と下準備をしているようでした。妻の手作りの弁当にかけても、今日も頑張らなければなりません。今日も長い一日のようです。


  「四日間 何を話そうか 迷います 集中講義 声をからして」

  「県内の 学生相手 講義する みんな真面目だ 寝る人もなく」

  「今回は レジメに沿って 話する どこか勝手が 違いギクシャク」

  「目がさえて 今朝も早起き 仕方なく ブログを二本 書いて出かける」

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shin-1さんの日記

○私の作品が欠席句第一位なんて・・・

 数日前、松山五行歌会を主宰している見山あつこさんから、今ではすっかり定期便となった歌会の模様を知らせる封書が届きました。私はまだ一度も歌会に出席していないので、歌会の模様はこの便りでしか知ることはできませんが、出席句はいずれも毎回「なるほど」と感心するものばかりで、特に毎回上位にランクされている見山あつこさんの作品には事の他感心するのです。

 今月の出席句一位はやはり見山あつこさんの句でした。

 どんぐりが皆

 幼ななじみの顔に見え

 ひろっても

 まだ

 ひろい足りない気分

 選評に「☆どんぐりが幼馴染の顔に見えるという発想が絶妙、「そうそう」と思うと同時に、胸にジーンときたとのこと。どんぐりはまた故郷の思い出にも重なり、出来ればずっとどんぐりを拾っていたかった作者です。」と書かれているのを見て頷きました。

 さて私の句ですが相変わらず欠席句の部です。

 若いころかんしゃく起こし

 物投げる

 夫婦喧嘩をしたけれど

 今はかんしゃく語尾「く」取り

 かんしゃ感謝の日々暮らす

 選評に「☆四行目の『かんしゃく語尾』に対して、説明ぽいので省略したらいいという意見と、『く』を取ると『かんしゃ』に変わるという発見を強く打ち出すには必要だいう二つの意見が出たりしましたが、いずれにしても、『く』の有無で、若いころと今の夫婦関係を表現したのは面白いですね。」と書かれていました。

 いやあ実に嬉しい選評でした。


 ちなみに「若松進一」の後ろに朱色で(一位)と書かれていたのには驚きビックリでした。ちなみに4月から投稿投句を始めて一意になったのは今回が始めての快挙なのです。人は褒められると嬉しいものです。これを機にもっといい句を作ろうと思いましたが、残念ながら忙しさにかまけて今月も、締め切り間際になったというのに、作品が出来ていない有様です。深山さんの顔が頭にちらつき始めました。どうしよう。

  「えっ俺の 投句が一位 驚いた 下手な五行歌 数打ちゃ当たる」

  「ドングリの 秀句読みつつ 比較する まだまだ修行 足らぬ反省」

  「気張るほど 出来ぬ五行歌 ない知恵を 絞ってみても 出るはずもなし」

  「おいお前 素直喜べ 第一位 選評読んで 納得しつつ」

 

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