shin-1さんの日記

○ダルマの夕日写真が市広報表紙を飾る

若松進一ブログ
(研修にやって来た香川県高松市植田鉱区コミュニテイィ協議会の皆さん)


 今日は県知事選挙の投票日です。私の町でも基幹集落センターほか3ヶ所の投票所で投票が行われていました。私は今日は視察研修にやって来るお客さんを迎えたり、叔父の一周忌法要があったりと忙しいため、数日前に期日前投票を終えていますが、午前8時に92歳の親父を連れて投票に出かけました。

 午前9時半頃身支度をして再び伊予市役所双海支所まで出かけ、高松からやって来る予定の視察者を待ちました。行政視察ということもあって支所の松本さんと二人でバス一台の来客の相手をするのです。

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(伊予市広報12月号の表紙を飾るダルマの夕日)

 松本さんに用意してもらった資料の中に12月号の伊予市広報がありました。まだ私の家には配られていないため見るのは初めてですが、折角県外遠方から来るお客さんに伊予市双海町の自称日本一と自慢する夕日を宣伝しようと、カラーコピーして配っていただきました。

 高松も同じ瀬戸内ですが、こんな綺麗なダルマの夕日は見たことがないらしく、私の悦にいった夕日の話の効果もあって、皆さん感心をして見ていただきました。

 この写真は表紙裏に、「11月4日のふたみシーサイド公園。夕の傾きとともに刻々と変化する空色。優しく温かな光に包まれた恋人たちは、何を語らうの?」と紹介文章が載っていました。広報を担当している閏木さんはかつて双海町役場で私と同じ地域振興課で仕事をしていた間柄で、合併した伊予市役所で今は広報を担当しています。かつて若い頃私も毎月2回、10年間で240号もの広報づくりに携わりましたが、こんなリアルな写真は写真技術が未熟だったし、カメラもお粗末だったため一度も撮ることは出来ませんでした。この写真を撮ってくれた閏木広報マンの感性とシャッターチャンスをものにした努力に大きな拍手を送ります。

 11月4日の夕日は、この写真のように一年でも数回しか見られないダルマの夕日がしずんだ日です。実はこの日私も同じダルマの夕日を西条から帰る途中高野川から見ていたのです。手持ちの古いデジカメでは望遠機能もなく、手振れのためボケた写真となりました。その模様は11月5日のブログに写真つきで紹介しているのですが、この広報表紙のような写真は撮れませんでした。

 今夕視察に来た人から、「今日はいいお話を聞くことが出来ました。ついては市広報表紙の写真のようなダルマの夕日はいつ見られるのでしょうか。できたら写真を撮りに伺いたい」と、早速嬉しいメールが入りました。広がりますねえ。


  「俺撮りし ダルマの夕日 お粗末で カメラ悪いと カメラのせいに」

  「同じもの 写真撮っても 出来栄えや 主張が違う やはり感性」

  「もう少し お金を貯めて いいカメラ 買おうと妻に 言うも首振る」

  「フレーズを 作った担当 自分にて しずむ夕日が 立ち止まるとは」


 

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shin-1さんの日記

○視察による経済効果

 5月20日に山口県下関で開かれた山口県漁連女性部の総会に招かれてから、しばらく経った7月13日、同じく山口県漁連の豊浦支店から一通のメールが届きました。てっきり9月24日に行く山口県漁連萩支店からだとばかり思ったら、どうやら豊浦支店からのメールは、視察研修の受け入れ依頼のようでした。

 豊浦支店の河野さんから届いたメールには、「5月20日下関であなたの話を聞きました。11月27日土曜日にそちらへバス一台でお邪魔して、みんなで夕やけソフトクリームを食べながら夕日を見たい」と粋なことが書かれていました。

 私は予定表を調べ空いていることを確認して漁協女性部長の松本さんに連絡を取りました。松本さんの話だと、「この日はあいにく愛媛県産業文化祭りがあって忙しいかも知れないが、あなたが手伝ってくれるのならOKです」という返事でした。私は早速「視察受け入れ快諾」の色よい返信を河野さんに返しました。

 4ヶ月も向こうのことと鷹を食っていましたが、その後この視察研修旅行を企画委託を受けた近畿日本ツーリスト下関支店から、様々な問い合わせが舞い込むようになって、道後に泊まるついでの視察のような感じを持ちましたが、それも止むを得ずと昨日を迎えたのです。

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 前日シーサイド公園のじゃこ天のお店に立ち寄り居合わせた松本部長さんと打ち合わせをさせてもらいました。案の定26日は松山の県民文化会館で開かれる産業文化祭りで、出張販売する準備に追われていました。

 結局予定通り私と残った人たちで受け入れをすることになりました。松本部長さんは律儀な方で、昨日の間に説明用のパンフレットを40人分用意し、イベントホールへアルミ布椅子を並べてくれていました。

 昼ころツーリストの担当者から「しまなみ海道でこれから食事をします。運転手さんの話だと予定より少し早く午後3時過ぎには到着する予定なのでよろしく」とのことでした。

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 この日の午後は予定もないので少し早めの午後3時に現地に到着し、お茶の準備やラブじゃこ天を出してくれる時間と人数を確認しました。バスは予定通り到着し駐車場まで出迎えに行って、代表者の部長さんと再会しました。部長さんはもう10年も前にこの地へ視察に来ており、その時はわが家の海の資料館やメダカの学校などを案内したことを覚えていて、シーサイド公園の変貌ぶりに少し驚いていたようでした。

 私はアドリブで公園の視察を含めて約一時間ばかり滅多に聞けない裏話や案内をしました。「松山に来たついでに双海町へようこそ」と皮肉ると、部長さんは「ここへ来ることが目的です」と、大笑いしながら話されました。

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 その後皆さんは雲ひとつない文字通り日本一と思われる双海の美しい夕日を堪能し、お土産も沢山買ってしずむ夕日に送られながら、多少寒くなったシーサイド公園をお宿に向けて帰って行きました。この人たちは心得ていて、特産品センターで沢山の買い物をしていただき地元へ何がしかの経済効果をもたらしてくれました。元はと言えば私が山口県へお話に行ったことがきっかけでした。しかし視察研修の受け入れを伊予市役所へ打診したものの、「土日曜日は駄目。選挙の準備で忙しいので駄目。当日は産業文化祭りがあるので駄目」と断わられたようでした。結局私が受け入れるのならOKとなりました。いつもそうした言い訳の狭間で右往左往しながら受け入れるのですが、高速道路無料化による客数の現象を嘆きながら、こうした否定的対応をしていたのでは、いつまでたっても発展しないと思いました。「損をして得をとれ」は商売の鉄則、拳拳服膺肝に銘じて欲しいものです。

  「講演が ご縁で視察 バス一台 山口県から しまなみ越えて」

  「松山へ 着たついでだと 皮肉ると ここが目的 胸張り反論」

  「人が来ん 言いつ受け入れ 拒否をする 土日だろうが 来るを拒むな」

  「バス一台 経済効果は 抜群で 買い物袋 提げてお帰り」

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