○福井県越前市からのお客様
日本海に面した福井県越前市から、はるばるわが双海町へ行政職員と公民館職員の皆さんが8名、視察研修にやって来られました。越前といえばカニや水仙が有名ですが、私も福井県へ何度か講演にお邪魔していて、そのご縁もあることからわが町を選ばれたのではないかと思うのです。
前日の昨日からえひめ入りしているので、本当は交流をしたかったのですが、あいにく日曜日に広島へ講演に出ていたし、公民館に関係や造詣の深い仲間が全員私とともに国立大洲青少年交流の家で開かれていた地域教育実践交流会に参加していたため、前日は佐礼谷の地域自治を勉強に行かれたとの事でした。
今日は朝9時にシーサイド公園で待ち合わせをして、いきなり9人乗りのマイクロに私も同乗させてもらい人間牧場を目指しました。私は昨日広島から船に乗って帰る途中、小走りに走っていて右足に軽い肉離れのような痛みを感じていたので、山道を歩くのが少し辛いため軽四トラックで行こうと思っていましたが、説明もあるのでご一緒しました。
(人間牧場水平線の家ウッドデッキにて)
今日の人間牧場は、昨日までの黄砂は北東の季節風が強く吹き、殆どなくなくなりかなり遠望が効くようになっていて、周防山口や遠くは広島の島々が見えていました。水平線の家で暫くの間話し合いをしたあと、ロケ風呂やかまど小屋を見学して、途中にある下灘駅もついでに見学しました。下灘駅は老人クラブの人たちが植えたコスモスや野菊が満開で、芳しい匂い賀して、訪れる人の目を楽しませていました。
(日本で一番海に近かった下灘駅にて)
公民館の職員もいることから、折角だからと何の前触れもなく翠小学校の見学をさせてもらいました。今時珍しい木造校舎やほたるを中心としたグリーンツーリズムについても少しだけ触れてもらいました。最後はわが家の海の資料館「海舟館」や私設公民館煙会所」なども見学していただき、シーサイド公園でお別れをしました。2時間の予定が3時間になり多少ご迷惑をかけかえる時間が遅れましたが、何とか無事に帰って欲しいと祈りました。
(わが家隠居の前で)
追伸
同行した顔見知りの公民館主事さんたちから越前蕎麦をたくさんお土産にいただきました。早速妻と二人でご相伴にあずかりましたが、とても美味しい蕎麦でした。自分たちだけで食べるのは勿体ないと、出張した西土佐からわざわざお米を運んでくれた友人の小番頭さんに、ほんのちょっとだけお裾分けしてあげました。
「少しだけ 縁ある私 訪ね来る はるばる遠き 越前の友」
「あっちこち 僅か時間を 連れ回す 視察研修 車に乗りて」
「肉離れ した足少し 痛いけど 人間牧場 歩いて案内」
「お礼にと 貰った越前 蕎麦食べる 勿体ないと 少し裾分け」