shin-1さんの日記

○「うまい」「うまい」「うまい」「うまい」の連呼

 先日松山五行歌会の代表を務めている見山あつこさんから、今月もウグイス色の封筒定期便が送られてきました。文化人でもない私が友人で先輩の玉井さんに誘われて五行歌を作るようになって7ヶ月が過ぎました。最初の内は恥をかくまいと少し暇があったら、自分の気付きを歌にしてパソコンに打ち込んでいましたが、丁度活動期とも重なって歌を作るのを忘れ、時々見山さんから「締め切り迫る」の優しいメールが届き、その度に深く反省しながら即興で作って、歌会にも出席せず欠席句としてお茶を濁しているのです。

 そんな不義理な私ですが、月に一度来る見山あつこさんからの便りはとても楽しみなおです。それは私のような駄作のそしりを免れない欠席出題句にまで丁寧な選評に加え、心温まる私信を添えてくれるのです。(今朝見山さんからの封筒を取り出したら何と中から一枚の写真が出てきました。高島屋での作品展を見たときの写真を送っていただいていたのです。すっかり見落としてしまっていました。大変失礼をしてしまいました。)

 さて私の先月の句は次の通りでした。

 秋刀魚がうまい

 栗がうまい

 新米がうまい

 あれもこれもうまい

 人肥ゆる秋だもの

 選評には「☆美味しい秋が溢れた歌。「うまい」の連呼で作者の喜びが伝わります。五行目の『だもの』の女性の口調も効果的、食べる喜びを素直に表現していて、全員納得の作品です。」と書かれていました。そして嬉しいことに朱色で欠席句「第三位」と標記していました。

 ちなみに出席句第一位は見山敦子さんの次の句でした。

 祭りがくると

 思い知る

 何十年住んでも

 ここは

 第二のふるさと

 ちなみに欠席句第一位はつく志さんの次の句でした。

 孫娘が毎日

 メールを呉れる

 約束1

 婆ちゃん

 百まで頑張るわ


  「いかんなあ もっと修行を しなければ 人の秀作 納得しつつ」

  「今月も 締め切り二日 前送る しかも欠席 すまんことです」

  「主宰者は 一位常連 俺などは くずかご行きだ 天地開いて」

  「丁寧に 選評添えて 導くも 浅学ゆえに 上達もせず」


 

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shin-1さんの日記

○内子から大洲へ

 昨日は隣町の内子幼稚園へ人権教育講演会に出かけました。幼稚園のPTAにお話を頼まれたのですが、人権教育は得意ではないので、80分の話をどのように組み立てようか悩んだような顔をして壇上に立ちました。見れば一番後ろの席に顔見知りのさっき会ったばかりの80歳に近い友人のお母さんが同年代の人を誘ってデンと腰を下ろしているではありませんか。この方は元校長先生の奥さんです。息子さんは私が代表を務める21世紀えひめニューフロンティアグループの事務局長を務めている元県庁職員なのです。

 時々内子町へ来る時はご機嫌伺いに立ち寄るのですが、元校長先生も耳は少し遠くなったものの元気でお過ごしのようで安心しました。それにしても30分の間に友人を誘って私の講演を聞きに来てくれるなんて、凄い人だと感心しました。最初はその人の姿を見て「やばい」と思いましたが、直ぐに参加者の一員として意識しないようになって、スムーズに話を終えることが出来ました。

若松進一ブログ

 内子幼稚園は昔ここにあった内子公民館跡地に内子自治センターと共に建て替えられ、1ヶ月前に引越ししたばかりという木造の立派な施設でした。園長の高松さんは聞けば既に務めていた郵便局を退職されているご主人が、かつて双海郵便局に勤めていて顔見知りだし、内子町の立山に住む友人亀田慶孝さんの近所だそうで、世の中の狭さと縁の深さを感じました。

 またPTA会長さんは子どもが5人いる優れた人で、初対面で出会うなり「若松さんの書かれた記事を切り抜いて持っています」と突然言われました。聞けば私がコープえひめの雑誌に連載していた記事のようで、拙文ゆえに赤面してしまいました。

 昨日は午後、今日始まる第3回地域教育交流集会の準備があるので、道の駅からりで、妻に頼まれた内子町特産の富有柿を買い求め国立大洲青少年交流の家へ向かいました。無料区間でもあるので内子インターから大洲インターまで高速道路を使い、高規格道路を経て北只まで走りました。交流の家の道沿いにはカエデの目の冷めるような紅葉を見ることができ、しばし車を止めて見とれていました。

 青少年の家職員の児玉さんさんとは青年団時代からの友人で、食堂で味噌ラーメンをいただきながら積もる話に花を咲かせました。やがて外出先から帰ってきた新山所長さんや準備のためにやって来た堺雅子先生や小笠原さんたちと全体会場や分散会場設営のために2時間余りお手伝いをさせてもらいました。本当は今日と明日の二日間なのですが、私は明日どうしても外せない用事で広島へ行かなくてはならず、世話人の一人として責任を取るべく今日の準備手伝いとなったのです。さあ今日も元気に仲間と共に大洲入りして頑張ります。


  「得意なら 張り切り話す 人権も 不得意ゆえに 謙虚に話す」

  「へーそうか 会う人毎に 深い縁 世の中不思議 糸で繋がる」

  「北只の 高台黄砂 煙るとは まるで春先 気象異変か」

  「道沿いの カエデ紅葉 車止め 見とれていると クラクション鳴る」

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