○夕日の撮影会
前日の夕方西条からの帰り道、高野川の海岸で撮影した夕日夕やけの写真が余りにも出来が悪かったため、昨夕も松山から夕方同じくらいの時間に帰ったこともあって、着替えもせずにスーツにネクタイという出で立ちで新しいカメラを書斎から持ち出して、夕日のメッカシーサイド公園に出かけて行きました。昨日のダルマの夕日のような写真を撮りたいと思っているのか、アマチュアのカメラマンが何人も思い思いの場所にカメラを三脚セットして撮影をしていました。その殆どの人のカメラはまるで竹筒のような長い望遠レンズで、しかもハイメカなデジタルカメラのようで、私の簡易カメラみたいな安物を持っている人は殆ど見当たりませんでした。私も金ができたらあんなカメラをとふと思いましたが、金ができたらもっと別のことをするだろうと納得しながら撮影モードに入りました。
近頃はカメラがデジタルになってフイルム交換やフイルム代を気にせず写せるのはいいのですが、その中からデジタル記録として残す作業をしなければならないので、私は適当に時間を置いて何コマか撮影しました。昨日は日が落ち始めるとさすがに冷気が身体に堪え寒くなり、防寒コートを持っていないため、ダルマの夕日にならないことを予測して早々に引き上げてきました。
でも昨日の夕日もダルマ状態にはならなかったものの、秋の澄んだ空気のせいでしょうか、雲ひとつない絶好の夕日をカメラに収めることが出来ました。また息子や娘たちが誕生日のプレゼントとして買ってくれた、新しいカメラを初めて使ったため、多少不安だったものの、昨日よりは随分ましな写真が撮れていたようです。
それにしても、同じ夕日を同じカメラで同じような場所から撮影しても、随分その雰囲気は違うものだとしみじみ思いました。と同時に私のようなカメラ技術が下手糞な者でも、カメラさえよければある程度はカバーできるものだと、納得しながらパソコンに取り込んだ写真の中から上の7枚をブログに取り込みました。
私のカメラはもっと画素数が高いのですが、ブログに取り込むには画素数を落とさないと取り込めないため、あらかじめ画素数を落としてセットし撮影しているので、プリントアウトすると画像が荒れるのです。まあ芸術品を作るのが目的ではなく、リアルを表現するだけなので、納得しているのです。
何はともあれ秋の、夕日本番の写真を記録しただけでもいい一日でした。日本一と自認する美しい双海の夕日を見たい方は、今が旬の夕日を是非見に来てください。
「カメラ変え 二日続けて 夕日撮る 腕よりカメラ 勝りていい絵」
「下に雲 残念ながら 見えなんだ ダルマの夕日 諦め帰る」
「昨日はね ダルマ夕日が 撮れたのと デジカメボタン 再生自慢」
「七枚の 写真を組んで 表現す ブログ発信 双海の夕日」