shin-1さんの日記

○家庭菜園でのサツマイモ掘り

 今日は秋晴れで天気も良いので、身の回りの仕事も一段落したことから、午後になって家庭菜園のサツマイモ掘りをしました。わが家の菜園は昔田んぼだったこともあってサツマイモの栽培には適していないので普通は植えないのですが、人間牧場の芋つるが余ったので、捨てるのも勿体ないと思い3列ほど植えたのです。

 ところが人間牧場のサツマイモが約半分猪の被害に遭って、収穫祭が出来るかどうか危ぶまれているため、わが家の菜園に植えたサツマイモで支援しようということになりました。しかしわが菜園は人間牧場より一ヶ月も遅れて植えつけたため、サツマイモが収穫できるかどうか心配していました。

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(芋つるを刈り取る私)

 今日は急な思いつきで、担当の赤石公民館主事さんに連絡したところ、収穫を手伝う旨の連絡が取れやって来ました。サツマイモのつるを切り、マルチの黒いビニールシートを剥いで掘り始めましたが、心配していた通りサツマイモは小さいものばかりで、大不作だったのです。直ぐ横に植えていたわが家のサツマイモは一ヶ月以上も前に植えたものなのですが、掘ってみるとかなり大きな芋がついていて、一畝なのにキャリーに二杯も収穫できたのですから、天候のせいでもなくやはり植える時機を逸したのが原因としか思えないのです。

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(刈り取った芋つるとマルチを片付ける親父と私)
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(サツマイモを掘る私)

 それでも赤石さんはキャリーに一つの小さい芋を持ち帰りました。少しは役に立つのかも知れません。それにしても非農家である赤石さんは、サツマイモを掘るのは初めてとあって、鍬で掘るのに悪戦苦闘していました。そこへ行くと自慢ではありませんが(多少自慢しています)、鎌で芋つるを刈りても、鍬でサツマイモを掘ってもまだまだ若い赤石さんには負けず、少し自信が湧いてきたようです。

 わが家の収穫したサツマイモは早速料理をして秋の味覚を楽しみたいものです。


  「つるだけで 土中の芋は からっきし 役にも立たず 誰かに似てる」

  「来週に 迫ったけれど また一つ 悩みの種が 浮かんで消える」

  「百姓に ならず良かった 体たらく こんなことでは 飯も喰えぬわ」

  「失敗で 学ぶことあり また一つ 来年こそは ちゃんとやろと」 



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shin-1さんの日記

○海沿いに見える風景

 私の住んでいる双海町から大洲市長浜町、八幡浜市保内町にかけては、海に向かって180度の視界が開けるとても見晴らしの良い所です。私は殆ど毎日海を見て過ごしていますが、それでも時には驚くようなものに出会うことがあります。昨日のことです。講演を頼まれ八幡浜へ向かって夕やけこやけラインの愛称で親しまれている、海岸国道378号線を西に向かって走っていると、目指す方向に何やらでっかいクレーンが見えました。走るほどだんだん近くになりましたが、所在は長浜町晴海の埋立地海岸でした。私の町から見てでっかかったそのクレーンは、直ぐ近くから見ると空を見上げるような大きさです。クレーンは船に取り付けられ、道のない海を自由に航行して目的地で作業をするのですが、海に沈める大きなコンクリートのケーソンを吊り上げたり、時には沈船を引き上げたりもするのです。

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 やがて長浜の町に入ると、市役所支所庁舎前のパン屋さんの玄関先にお地蔵さんを見つけました。ここまことやパンのご主人は昔からよく存じ上げている次家誠さんですが、近年大病を患い半身不随のようで、せっかくだからと店の中を覗いてみました。偶然にも車椅子でディサービスに出かける前の誠さんに出会い、立ち話ながら色々なお話をしました。誠さんはご存知念ずれば花開くで有名な坂村真民さん信奉者で、お店には坂村さんの額が至る所に飾られているのです。

 先を急いでいたので早々にお暇しましたが、顔見知りの息子さんから沢山の菓子パンをいただき恐縮してしまいました。

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 沖浦を過ぎると左手遠方に白い大きな建物が見えてきます。これが四国電力の伊方原子力発電所なのです。遠方なので全容は見えませんが、何度か傍まで行って見学したことがありますが、今はブルサーマル発電をしているようです。

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 やがて最初のトンネルを抜けると夢永海岸近くになります。近年夢永海岸近くに住む人から、素晴らしい海岸なので是非一度とお誘いを受けていたのですが、最近は忙しくて思うに任せず疎遠になっていたので、少し時間があるようなのでちょっと覗いて見ることにしました。秋晴れの空を映した海の色は何処までも澄んで、泳ぎたくなるような美しさでした。自慢するだけのことはあると思い夢永海岸を後にしました。

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 三つ目のトンネルは佐田岬半島を横断する最も長いゴゼトンネルです。このトンネルが開通するまでは、ゴゼ峠の曲がりくねった細い道を走りソーメン流しで有名な平家谷に向かって下りていましたが、今はこのトンネルのお陰で、八幡浜や佐田岬半島、九州までもが一片に近くなり、私たちの町の交通量が多くなったのです。

 何気なく走る夕やけこやけラインもこうして少し気をつけて走ると面白く見飽きないのです。

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  「見慣れてる 風景さえも 目を変えりゃ 結構楽し あちらこちらに」

  「ありゃ何だ 見上げるような クレーン船 何するため ここに来たのか」

  「ゴゼ峠 今はトンネル 佐田岬 あっという間に 友のいる町」

  「足元を 見れば見るほど いいとこに 住んでいるなと わが意を得たり」 


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