○人間牧場に雪が積りました
双海町といえば青い国四国の中ほどにある瀬戸内海に面した気候温暖な町です。これまでにも雪が降ることはありましたが、積ることは殆どありませんでした。したがって小高い所に位置する人間牧場に雪など積るはずがないと鷹を食っていました。ところが今日市役所税務課から通知文が来て「家屋調査をするから立ち会うように」とのことでしたので、約束の午前10時に人間牧場へ行きました。ひょっとしてと思ったものですから、三男の4WD車に乗って出掛けました。案の定道端には昨日降ったと思われる雪があちこちに残っていました。水平線の家の前のウッドデッキは1センチ程度の白い雪に覆われて、今まで見たこともないような光景です。しまったカメラを持ってくればよかったと思ったのですが忘れてしまいました。
先日の福井でのドカ雪や大洲青年の家の積った雪を見ているので、大した雪の量ではありませんが、それでも雪の風景は絵になるものでした。昔「南の国に雪が降る」という映画を見たことがありますが、雪の積らないわが町ではやはり雪景色は憧れの風景です。年内に寒波が来るそうなので今度はその風景をカメラに収めたいものです。
ところで人間牧場のような取るに足らない建物でも税務課はしっかりと目をつけ、調査に来るのです。顔見知りの職員さんでしたが、税金の話になると人が変わったように厳しい顔で査定していました。勿論税金を逃れようなんて考えてはいませんが、こんな小さな、しかも辺鄙な所の建物をよく探すものだと改めて感心しました。職員さんの話によると来年の夏には県税が、4月からは固定資産税が課税されるそうです。また使っていない人間牧場の水平線の家だけに、少し出鼻を挫かれた格好で憂鬱になりました。
私が全国行脚に出ている間に息子は囲炉裏の上に凄いダスト(集煙装置)を設置していました。自分で作ったのだそうですが、4ヶ月もかかって友人の鉄工所で作った力作に拍手を送りました。
ストーブが入っていないので畑に入り切り株を2個おがし、身体がポカポカ温まったので下山しました。
「雪積るウッドデッキにモズ一羽小さな足跡つけて飛び立つ」
「北陸で見た雪比べりゃこんなもの雪とは言わない大口叩く」
「先々で人間牧場話すから私のブログ人気高騰」
「山小屋に税金かけると役所言う無職の財布寒いと言うに」