shin-1さんの日記

○ある公民館の張り紙

 公民館のように人がよく出入りするところには「来たときよりも美しく」とか、トイレには「西や東に垂れかけな南(皆)みる人が北(汚)ながるらん」なんて書いて人の注意を促しています。先日講演に行った先のトイレに面白い張り紙がしてあり、小便を済ませてメモした、くさい話です。

 人に嫌われる発言10か条

 ①あなたの考えには反対です。

 ②あなたの家族やあなたが信じているあの人は嫌いです。

 ③そんなこと誰にでもできます。

 ④そのことなら私の方がよく知っています。

 ⑤あなたの失敗はこうです。

 ⑥私はこのことについては詳しいんです。

 ⑦あなたはこのように約束したではないですか。

 ⑧私にやらせてみなさい。

 ⑨私も昔はあなたのように考えたものです。

 ⑩それはあなたのひがみです。

 公民館では様々な話し合いがもたれますが、このような発言をして相手の発言をさえぎると間違いなく相手に嫌われるというのです。

 なるほどと思い、自分を巡る上手くいかなかった時の会話を思い出したり、自分の周りにもこんな人がいるなと納得したりもしました。この発言を裏返しにすると人に好かれる発言になるのですが、それはこのブログを見た人に考えてもらいましょう。

 このように、張り紙やスローガンは私たちの身の回りにいっぱい張られています。立ちどまって読み、読みながら考えて自分に置き換えて自分の生き方を正すのも一つの方法かも知れません。

 私たちは日々の暮らしの中で言葉というものを介してコミュニケーションを取り合っていますが、何気なく話す言葉も実は相手を傷つけていたり、不快の念に陥れたりしているのです。言葉一つで世の中の雰囲気は変わります。身近な家族は余計気をつけなければなりません。日々の暮らしを楽しむためにも・・・・。

  「太ったね気にする女性はムカついて口も利かずに通り過ぎ行く」

  「汚い字特徴ある字と言われたら少し軽めの好意に変わる」

  「昔はね口にするよな歳になり古いやつだと思いでしょうが」

  「トイレ見た嫌われる人10か条自分棚上げあの人思う」

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shin-1さんの日記

○アイディアは何処から生まれるの

 私は35年間公務員をしましたが、公務員らしからぬ公務員として型破りなレッテルを幾つも貼られるなど様々なことに挑戦してきました。普通公務員は休まず、慌てずの例えの如く真面目で、悪口を言えば仕事せずというイメージでしょうが、私は土曜日も日曜日もなく働きに働きました。加えて公務員らしからぬことをするものですから随分と目立ち、出過ぎて頭を叩かれたり足を引っ張られたりもしましたが、今のところ悔いはありません。私は公務員を好夢員と書いて「こーむいん」と読んでいました。したがって夢みたいなことを考え、「夢はドリームでなくターゲットである」と行動してきました。

 お世辞でしょうが「あなたのアイディアは何処から湧いてくるのですか」とよく聞かれます。中には「あなたの頭を割って中を覗いてみたい」と物騒な話まで飛び出す始末です。私のアイディアの秘密はプラス思考の好奇心にあります。普通だと考え付かないような夢をいっぱい考えるのですが、日ごろから問題意識を持って日々を過ごしているので色々なアイディアが浮かびます。ここまでは誰しも同じです。でもここからが私の少し違うところです。やりたいことを絵や文字にする、どうすれば出来るか、何時までにするのかも予定表を作る、そして周りの人にしゃべるのです。そのことは自分と周りへのマニフェストなのかも知れません。やがて強い意志力が生まれ、反対を説得しながら行動に移す、結果は成果がターゲットされるのです。しかしここまでも普通の人のやることです。私はさらにそのことに物語という付加価値を付け、マスコミを動かしニュースに仕込んでゆきます。「夕焼けソフトクリーム」も「夕日日コーヒー」もそんな行動で売れっ子になりました。

 アイディアは何処にでも落ちています。「夕日が綺麗」と言ってくれた一言が「日本一の夕日」を作りました。自分の潜在能力に気付き、先ほど述べたようなプロセスがアイディアを花開かせてくれるのです。しかしくれぐれも忘れてならないのは、周りの人の存在と自分の努力がなければアイディアは成果を収めることができないということを・・・・・。

 昨日一人の大学生が私の元へ訪ねてきました。彼は徳島県で杉の木を使ってまちづくりをするプロジェクトに関わっているのだそうですが、中々良いアイディアが浮かばないのでヒントをいただきたいというのです。私は翠小学校の木製机の話をしました。木製机を徳島中の学校に導入したら木材関係者が活気付くのでは?とか、その天板を卒業するとき子どもたちにプレゼントすると子どもたちはその思い出いっぱいの天板を、一生の思い出に取っておくだろうなあ?とか、アイディアをいっぱい話してやりました。彼は嬉しそうに帰って行きましたが、「じゃああなたはどうするの」がないと次には進めませんよと話して帰しました。

 アイディアは誰でもあります。それをターゲットできるかどうかが人間の値打ちなのです。

  「アイディアを随分金にした男次の作戦人間牧場」

  「石ころを見てもアイディア浮かびます落ちていたならただの石ころ」

  「夕日さえおらの物だとツバつけて隣のまちは悔しかりけり」

  「何でだろう漫才ネタではありませんそこからアイデア生まれます」

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shin-1さんの日記

○人を好きになること

 「私には好きな人が沢山います」。こんな告白をすると「えっー、その歳をして」なんて答えが返ってくるでしょうね。「でも人を好きになるのは年齢ではありませんから」と開き直ると、「止めた方がいいですよ。怪我しますから」なんて諌められるのが落ちでしょう。

 人を好きになることは何も愛や恋に限ったことではありません。私にとって好感を持って接する人は全て好きな人なのです。あちらこちらへ講演などに出掛ける私にとって、お葉書を出したりメールのやり取りをする人は沢山います。人を好きになると好きな人がどんどん出来てきます。逆に何かの原因で喧嘩をしたり自分の言動に反対されると人間不信に陥入って人が嫌いになるものです。

 私は長年の経験で、「人は嫌うと嫌われ、好きになると好かれる不思議な動物である」ということを発見しました。この発見のお陰で私は人もうらやむ大きな宝物を得たのです。人に嫌われるとその人を好きになる度合いが足りなかったと反省してもっともっと好きになるよう努力するのです。

 昨日中学校時代の同級生を知っている人に会いました。道すがらその女性は立ち話で、私の同級生の女性が私のことを好きだったと言っていたと言うのです。妻と一緒だったのでその女性は「あら奥さんの前でこんなこと言ってよかったかしら」と顔を赤らめていました。当の妻は私がもてないのを知っているので「かませんよ」と軽く流してくれました。私はその同級生の顔を思い出しながら車を運転しました。信号が青になっても発射しない私を見て、「お父さん、さっきのことを思い出したんと違う、信号が青じゃがねえ」と言われ正気に戻りました。おっと危ないです。でもそう言われると悪い気もしないものですから、その日一日がウキウキの一日でした。今振り返ると人間なんて単純なものだと思うのです。

 八方美人過ぎても困るけど、勝手に人をどんどん好きになって、多くの人に希望を与えるような人間になりたいと今も考えています。余談ですが私を好きだと言った女性に、同窓会の後はがきを出しました。ご主人をガンで亡くして悲しみに暮れ、同窓会を欠席したからです。後日彼女から返事が来ました。今でも彼女はハガキ仲間として文通をしています。勿論妻もそのオープンラブレターであるハガキを一緒に読んでいます。

  「好き嫌い自分の価値で決まるもの重さ長さもないものですから」

  「あの人とダブらせテレビのドラマ見る妻も多分にそのこと考え」

  「好きになりゃあばたもえくぼ好感度でも好きで留めましょう」

  「今日もまた好きな女性が文よこすもてていいねと妻ちくり言う」

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