shin-1さんの日記

 「人間牧場」の「水平線の家」は木造平屋建てですが、片屋根式のため海に面した部分は二階建てのようになって、下からや遠望では紛れもなく二階建ての風格です。そこで遊び心を働かせて屋根裏部分を山際に作り、狭いながらも寝部屋を作りました。はしごを架けないと上がれないのですが、それがまた好奇心をそそり、夜が明けると海と空だけの明るさが目の前に広がり、驚きの一日が始まること請け合いです。既に手摺もついて、早くここで寝てみたいものです。

 今日は「人間牧場」に通じる農道両側の草を刈り、次男・三男とコンクリート舗装の上に堆積した土をのけて掃除をしました。汗をいっぱいかいた分、除草や掃除後は何となくすっきりして、気持ちのいいものです。

 工事が始まって二ヶ月になりますが、作業のために大工さんが組んでいた足場に、鳥がたくさんやって来てウッドデッキに鳥の糞がいっぱい落ち始めました。多分カラスや野バトでしょうが、ほおって置くと鳥の糞だらけになるので糞害になりそうと憤慨しつつ、糞の掃除をしました。足場の上のペンキ塗り作業も一段落しましたので、明日は大工さんがやって来て足場をのけてくれるそうです。フンフン?納得です。

 木材を入れてくれた親戚の建材屋さんが、お祝いにと杉の一枚板をプレゼントしてくれたので、大工さんの仕事場に持ち込み、テーブルに加工してもらうことにしました。普通は足があると邪魔、使うときは足があると便利と思いつつ、結局丸太の足と一枚板を分離して両得を狙いました。

 建築士の息子は、安定計算がどうのこうのと難しい専門用語を言いますし、図面を見ても正直ピンと来ませんでしたが、八分方できた今の段階では、使ってないので何ともいえませんが素晴らしい宝物になりつつあります。

 失敗話をひとつ。水平線の家の屋敷ごしらえをする際カズラの大きい根が縦横無尽に張っていました。それを取り除くのに4~5日かかりましたが、もう数本という時に力を込めてカズラの根が抜けた瞬間、腰まで抜かしてしまいました。お陰さまでぎっくり腰で1週間えらい難儀をしました。「カズラも抜けたが腰も抜け」でした。お粗末。

 

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shin-1さんの日記

 今日は、いやもう時計の針が12時を回ったので昨日になりますが、昨日は「人間牧場」のペンキ塗りをしました。ペンキ塗りといっても「水平線の家」の外の板張りに防腐剤を塗る作業です。昨日は残暑が厳しくて30度くらいで、汗を思い切りかきつつの作業で多少疲れましたが心地よい汗でした。

 思うところがあって末っ子(三男)は前の会社を退職し只今プー太郎なんですが、就職勉強の甲斐あって念願のやりたい仕事に就く事ができそうで、10月1日から来年春までの間その訓練のための学校に入校するようになりました。その息子と二人でペンキ塗りをしました。作業をしながら足場の上で色々と人生について話しました。今日は長男と次男も残りの天板外壁を塗れば終わりなので、手伝うそうです。息子たちもいつの間にか大きくなってそれぞれの道を歩んでいますが、「人間牧場」づくりにかかわった思い出はきっと残ることでしょう。

 「人間牧場」へは早くも多くの人が訪ねてきます。ペンキ塗りの間にも、彼岸の墓参りにやってきた人が2組、次男が活動している劇団の方がひとり、大学を辞めたいという息子の説得相談親子が一組、知人が奥さんを連れて一組と、ペンキ塗り作業が大幅に遅れる結果となりました。三男はその間休むこともせず一生懸命働いてくれました。

 ペンキ塗りが終わった外観は見違えるような風格になりました。防腐剤ひとつにも設計士の長男の細かいアドバイスが携帯電話から入ってきます。防腐剤はまずよく撹拌するように、刷毛は綺麗なのを使うように、塗り斑のないよう特に節部分は気をつけてとうるさい穂dの指示です。

 今回の防腐剤は前回塗った下塗り防腐剤と違って木質に近い着色があり、塗布後のイメージは随分変わってきました。明日、いや今日は仕上げでいよいよ外足場が取り外せます。

 それにしても、妻が持たせてくれた麦茶水筒から飲むお茶は最高でした。少々藪蚊に刺されましたけど。

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