shin-1さんの日記

果物を作りたい

 「人間牧場」の周辺は、日本一のみかん産地愛媛県だけあって、みかんがいっぱい生産されています。

 温州みかんからハウスみかんまで、今は弌年中を通じて美味しいみかんがあるようです。しかしみかん農家以外でみかんを作ることは非常に難しいようです。除草や防除を含めた肥培管理を行わないと、「人間牧場」の農地が10年も放任してダメになったように、枯れてしまうのです。

 農家の方々の汗水たらした苦労を思うと、「果物を作りたい」などと安易に言えないようです。しかし私はあえて「果物を作りたい」のです。

 みかん、ブドウ、スモモ、なし、いちぢく、柿、レモン、ブルーベリー、など季節の果物を作りたいのです。息子が職場の上司からブドウの苗木をいただいてきましたので、早速秋には移植すべく畑へ仮植えしています。それまでに果物の木の育て方を勉強しないといけません。ミニのフルーツランドを夢見ています。

 今年は「人間牧場」の近くで野いちごをたくさん見つけ、除草や作業の合間に食べましたが、野趣この上ない食べ物に感激しました。また近くの野山にアケビや椎の実も見つけていますので、山歩きの秋が楽しみです。

 最近は里山が荒れてきたのか、農家の方々はイノシシの被害に頭を痛めています。先日もハンターからイノシシの肉をおすそ分けして貰いましたが、複雑な気持ちで食べました。

 ともあれ果物を作りたい夢は徐々に膨らんでいます。「桃栗三年柿八年、梅のうど馬鹿13年、そうそうイノスは18年」、これは私たちの町に伝わる言い伝えです。だとするとユズはもう私の代では遅いかも知れませんね。

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shin-1さんの日記

五右衛門風呂を作りたい

 「人間牧場」構想は時間と手間ひまとお金がかかることから、一気にはことが運びません。故に「水平線の家」の建設が第一期工事なら、さしずめ五右衛門風呂は第二期工事といったところでしょう。

 家を人が住めるようにするためには飲み電気や水の確保、下水の処理、便所、風呂、食べ物作りなどクリアーしなければならないハードルが幾つもあります。勿論その殆どがなければ自然に任せたり、代用品を持ち込めば済むのですが、生活をするとなると日日のことであり、そういうわけにはいきません。

 実は第二期工事のはずだったんですが、五右衛門風呂はもう基礎部分が出来上がっているのです。工事状況を見に来た人からは奇妙な構造物を見て「あれは何?」とよく聞かれます。「うーん、あれは出来上がるまでの秘密です」とお茶を濁しているのですが、実はブログ読者にだけ教えますが、あれは五右衛門風呂の基礎部分なのです。

 五右衛門風呂を作ろうと計画したとき「五右衛門は昔の大泥棒なのに」と笑われましたが、私たちが子どもの頃の各家庭の風呂は殆どが五右衛門風呂でした。下簾(ゲス)板を沈めて入る五右衛門風呂は今にして思えば何とも奇妙な日本人の暮らしでした。そこで郷愁を呼び起こす、いや日本人の暮らしを再現するためにも是非五右衛門風呂をと考えたのです。

 露天風呂+五右衛門風呂のようなものを考えています。出来上がった是非一度入浴をと勧めます。

「海や夕日を見ながら五右衛門風呂に入る」何てロマンチックな考えでしょう。

 どこかに古い五右衛門風呂の釜はないかなあ。(独り言)

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