○赤トンボを作りたい
「今はもう秋・・・・」なんていうと、昔流行った歌みたいですが、秋になると何故かトンボを思い出します。
自称「夕日博士」の私としては、夕日=赤とんぼと思うほど夕日には赤とんぼが似合うのです。それを裏ずけるように、「夕焼け小焼けの赤とんぼ」で始まる「赤とんぼ」という童謡にも「赤とんぼ」は、詩情豊かに歌われています。
今は秋ですから様々な「トンボ」が低く飛び交って秋を演出しています。
あんなトンボを指先に止まらせたらと、子供の頃から思っていましたが、勿論作り物なのですが、竹で作った「トンボ」を手に止まらせることに成功しました。
思い返せば昨年の春、ある人が竹で作った「トンボ」を2匹いただきました。その「トンボ」に改良を加え、手に止まる「赤トンボ」を開発したところ、行く先々で大好評でした。製作者は去年まで私の町の中学校の校長をしていた窪田先生ですが、先生と私はこの「赤トンボ」を村おこしの特産品に仕立てようと密かに作戦を練りました。ところが校長先生は町外へ転校、私は市町村合併で教育長を辞したため、「赤トンボ」の話は立ち止まっていますが、「人間牧場」構想の進捗によって、仮称「赤トンボの館」構想は息を吹き返しつつあります。勿論窪田校長先生との二人三脚が不可欠ですが、どっこい「赤トンボ」は生きていました。
「人間牧場」で生まれた「赤トンボ」が日本各地の子どもたちに夢を与える日は近いでしょう。