人間牧場

〇大洲市田処の亀本幸三さん宅を訪問
 今日は昨日まで山口県と広島県への小旅行を終えて帰宅した明くる日で、晴れ渡った今朝の天気のように気分もスッキリしている処へ、懇意にしている漁師さんが鰆流し網で獲れたと言って、少し小ぶりなハマチを沢山持って来てくれました。


(ウッドデッキでカズラを取る妻)

 早速4分割して、近所の知人お裾分けで配り、わが家の分を粗調理して冷蔵庫に収め、残りを大洲市田処の親友亀本さんに差し上げようと妻と2人で計4トラックで出発しました。亀本さんの家へ行くのには、翠小学校の傍を通って国道56号線に出て南下し大洲市新谷から矢落川に沿って走らなければなりません。

 いんぐりまんぐりの道を約小一時間走り到着しました。事前に電話をかけていたので亀本さんは在宅で、牛舎を見た後手作りゲストハウスで懇談し、下の県道まで違った道を先導してもらい、そこから不通の県道朝が峠の回り道法師~松尾線、松尾~池久保線を通って、人間牧場へ辿り着きました。

人間牧場でしばらく休んだり掃除をしたりして過ごしましたが、妻はウッドデッキに出てアジサイに絡まったカズラなどを取ってくれました。間もなく来月10月5日には人間牧場開設20周年記念事業を迎えるため、そろそろその準備をしなければなりません。忙しくなりそうです。

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人間牧場

〇薮蚊の襲撃
 台風10号が去った後の四国は、このところ好天が続き、夏野菜の片付けと秋植えの準備のため畑へ出ることが多くなりましたが、日中は気温が35度近くまで上がり、着ている野良着は直ぐに汗でびしょびしょになりますが、午前中は2時間ほど、午後は3時間ほど暇を見つけて畑に出て作業をしています。

 熱中症にならぬよう自宅横といいながら家庭菜園で、氷水を入れた魔法瓶を用意して、1時間おきに東屋で休憩をたりながら水分補給をしています。暑さもさることながら一番厄介なのは通称カツボといっている上がり蚊で、蚊取り線香に火をつけて缶に入れ腰にぶら提げていますが、時々ズボンや長袖のシャツの上からも刺されるのです。

 「蚊取り線香」という渦巻き状の線香は名前のような蚊は取らず、蚊を寄せ付けない効果しかありません。蚊取りは誇大表示で蚊を寄せつけぬ線香が正しいのかも知れません。あんな小さい蚊がズボンやシャツを通し皮膚に針を刺して人間の生き血を吸うのですから凄いといつも感心しながら、手で叩いてあの世へ送っています。

 昔何かの話で聞いたことがありますが、蚊の毒針を真似て痛くない注射針を開発したそうですが、その後あの注射針は一体どんな場所で使われているのでしょう。これだけ刺されると体内に免疫が出来て、腫れたりかゆかったりから解放されてもよさそうなものよと、馬鹿げたことを考えながら今日も暑い畑で孤軍奮闘します。

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人間牧場

〇新聞のお悔やみ欄
 新型コロナが流行してから、家族葬などに葬儀の方法が変ったため親しい人の訃報が届かなかったり、届いても既に通夜やお葬式が終わってしまってから、知ることが多くなった今日この頃です。

 今朝何気なく新聞をめくりながら訃報欄まで来ると、見覚えのある名前を見つけました。葬儀は明日だし、明日は所用があって・・・と直感的に思い、とりあえず喪主と共通の親しい友人に相談しました。

 最近は新聞の訃報欄に情報を提供しない人も増えているそうですが、知った限りはと友人に電話をかけたりしましたが、仲間が葬儀場へ電話して通夜式の時間を聞いてくれたりし、結局午後6時からの通夜式に仲間と2人で列席しました。

人の死、特に身の近い人にとってはつらくて悲しいもので、涙にくれる友人にどう言葉をかけてよいやら戸惑いました。棺のお見送りする個人の顔にもお別れすることが出来ました。

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人間牧場

〇季節は初秋へ
 迷走した台風10号は日本各地に大風や大雨の甚大な被害の爪痕を残し、温帯低気圧となった今も、各地に大雨を降らせています。一方私の住んでいる四国愛媛県は被害もなく、今日は残暑は残っているものの、台風一過の上天気でした。


(西の空も秋色に染まりました。「秋の夕焼け鎌を研げ」です

 今朝いつものようにウォーキングをしましたが、少し風が涼しく感じられ、予想通り台風が秋を連れてきたようで、初秋へと少しずつ季節が動きつつあることを実感しました。さあこれからは暑くても、少々薮蚊に刺されても、畑の準備をしなければなりません。

 今日はとりあえずトマト畑の周囲に張り巡らしていた、網囲いを片付ける作業をしました。外した網に絡まった雑草やつるを取り除き、キャリーの中へ順序良く収め、打った鉄柱杭を抜いて倉庫へ納めました。明日はトマトの支柱や横竹を外し、偽竹の支柱を引き抜いて地下室の収める予定です。

 初秋の気配といえど畑仕事や力仕事をすると、汗が吹き出しシャツは濡れてしまいましたが、夕暮れ6時ころまでかかってやっと第一段階の作業を終えましたかく言う私も間もなく80歳、熱中症にならぬよう時々休みながら、水分補給をしてエンジン全開でした。

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人間牧場

〇夏の名残り
 行く夏を惜しむように、朝からセミの鳴き声が賑やかに聞こえています。もう間もなくこの、やけっぱちに鳴くセミの声も、来年の夏まで聞こえないのかと思うと、少し寂しい気もします。

 詳しいことは分かりませんが、セミは土の中で何年か過ごし羽化して地上に出てもわずか数週間で短い命を終わります。子どもの頃学校の先生からこの話を聞いた私は、セミが可愛そうになり、それまでやみくもに虫網でセミを追いかけ捕まえていたセミ取りを止めた記憶があります。

 今朝ウォーキングに出かけ歩く道のあちことに命果てた、あるいは果てようとしているセミを足元に何匹か見つけました。中には既にアリが群がり分解されているものも見ましたが、こうして命の連鎖は私たちの知らないところで、有機質から無機質に変わって行くのです。

 「ああ悲しやセミの一生」です。生きている長さこそ違え、死してからなくなるまでの方法こそ違え同じ動物である人間も、同じような運命を辿るのかも知れないと思うと、「ああ悲しや人間の一生」です。

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人間牧場

〇CDとカセットテープ
 私の手元には無数のCDとカセットテープ、それに古いビデオテープがあります。しかしそれらは書斎の隅に埃をかぶって置かれていて、聴いたり見たりすることは、この一年に限って言えば殆どなく、どうしたものかと思案しています。書いた文章やスクラップした新聞・雑誌の記事を含めると、もう何が何だか分からなくなるほど多いのです。

 今朝何気なくその中から、かつてNHKラジオ深夜便「心の時代」に二夜連続して出演したテープが出てきました。聞いて見ようと思ってラジカセに入れましたが、ラジカセの操作さえ忘れた有様で、色々いじっては見たもののついには聞くことが出来ませんでした。昔はハンディポケットサイズのラジカセで聴いていたので、探しましたが何処にも見つからずあ~あ~でした。

 息子も孫もラジカセなど持っておらず、この際安物でいいからCDとテープが聞けるラジカセを買おうと思っています。ふと気がつくと私も10月には80歳を迎えます。遅きに失した感はありますが急いで終活を考えなければ間に合いません。同居の長男息子曰く。「お父さんは持ち物が多過ぎる。1年間使わなかったものは捨てること」だそうで教育的指導を受けました。拳拳服膺肝に銘じますが・・・。

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人間牧場

〇雨の中のウォーキング
 「何もこの雨の中を歩かなくても」と妻に言われましたが、毎日一万歩を目指して歩いている私にとって、ズボンのポケットに入れて持ち歩いているスマホに内臓されている歩数計が歩けば勝手に計測するので、嘘はつけないとばかりに、長靴を履き傘を差してウォーキングにでかけました。

 台風が近づきしかも雨の中を歩いている人は一人もいませんでしたが、朝6千歩、昼過ぎ4千歩歩いて目標に1万歩を達成しました。上灘川に沿った道すがら川を見ると、昨日の朝より少しずつ水かさが増し、上流で降った雨が少し濁っているようにも見えました。

 三日前までは約1か月間雨の降らない好天が続いて川はまるで水無側状態でしたが、今日の雨でさらに水かさが増すものと思われます。台風の日に水や川を見に出かけて無くなった人がいるので、早々に引き上げましたが、今度の台風は雨台風のようで、台風から遠い関東圏でも大雨による被害が相次いでいます。

 わが家も急峻な裏山が家に迫る危険地帯なので、雨台風には特に注意をしています。菜園を持っているためからからに乾いた畑を見て、「一雨欲しい」と4日前までは思っていたのに、台風が来て雨が降ると、「雨がやんで欲しい」と思う、私は何とご都合主義な人間でしょう。

 

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人間牧場

〇台風10号に翻弄され続けています
 今日8月29日は予定だと、しまなみ海道を車で渡り明日の朝の午前中、広島で行われる研修会の講演のため前泊する予定でした。ところがところがこの一週間超大型、超スローな台風10号の行方が定まらず、やきもきしながら朝を迎えました。

 昨晩相手に電話すると「朝まで待って」とやる方向に傾いていました。たとえ雨が降っても槍が降っても講演にこちらの都合で穴を開ける訳には行かないので、そろそろ準備をして少し早めに出かけようかとした9時ころ、相手先から「止む無く延期」の連絡が入りました。

 

 家族みんなが台風の影響を心配して「止めた方がいい」とか「危ないから止めるべき」とあれこれ言われていたので、ある面ホッとして連絡を聞きました。それには台風の進路や影響もさることながら、ある問題があったからなのです。

 実は2週間前妻の同級生の家にお邪魔した時、そこのご主人が車庫から車を出した際、私の車にバックで追突し、私の車の後ろのトランクやバンパーをへこませてしまったのです。庭先の事故は警察の事故証明は必要でなく、相手の損害保険会社が自賠責保険で治してくれるそうなのです。

 おまけに修理に必要な日数の間、ディーラーの手配した代車はレンタカーで対応するようで、修理に出した日から手配のレンタカーを借りて帰っていて、慣れない車での、ましてや台風接近のこの時期の高速道路での運転は危険だと判断され心配ゆえの助言でした。

 延期連絡はある意味残念ですが、ある意味ホッとした感じがしています。予定が空欄になった今日と明日をさてどう有意義に過ごすか、あれこれ考えていますが、テレビにかじりつき台風10号の行方を追っても始まりません。あれこれ見繕って楽しくやる予定です。

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人間牧場

〇竹トンボ製作
 遊び道具など殆どなかった少年時代、欲しかった肥後守という小刀を親父に買ってもらいました。その小刀をポケットに入れて野山に出かけ、竹や木を使って色々な遊び道具を作って友だちと一緒に遊びました。

 その中に竹トンボがありました。本物のトンボという動物を知っている私は、本物のトンボと似ても似つかぬのに何故竹トンボというのだろうと、「疑問の館」のトンネルの中に入っていましたが、いつしかそんな疑問も忘れ、小刀や竹の鋭い削ぎ先で手を切ったりしながら夢中になって作りました。

 やがて竹トンボが出来ると仲間が集まり海岸の砂浜に出て飛ばす競争をするのですが、作り方によって高さや遠さに差が出来ましたが、友だちの中には器用な子がいて、いつもその子には叶わず悔しい思いをした思い出が残っています。

 先日「お年寄りと昔の遊びをしよう」という集会に招かれ、子どもたちと一緒に体育館で色々な遊びをしましたが、体力こそ負けるものの駒を回したり竹トンボを飛ばしたりすることは、昔取った杵柄で、慣れていず不器用な子どもたちには競争しても連戦連勝でした。

 

 近々子どもたちを集めて竹トンボ作りに挑戦してみようと思っています。宇和島市には竹トンボの達人がいるようなので、是非講師に迎えより高く、より遠くへ飛ぶ夢の竹トンボ作りに挑戦してみたいと話をしています。楽しみです。

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人間牧場

〇ゴキブリ・カメムシ。クモ・ムカデ・・・
 田舎に暮らしていると、イノシシやハクビシン、サル、カラスなどの有害鳥獣の被害によく会います。加えてゴキブリ・カメムシ・クモ・ムカデなどの小動物が突然目の前に現れて、ゴキブリなどは履いていたスリッパを手に持って追いかけたりしますが、皆さんはどんな小動物が苦手ですか?。

 恐らく特に女性の方からはゴキブリ・カメムシ・クモ・ムカデ、スズメバチ全∼部と言われそうですが、ゴキブリ=不衛生、カメムシ=悪臭、クモ=気持ち悪い、ムカデ・スズメバチ=危ないというイメージが強く、どうすれば遭遇した時駆除できるか考えて、スプレーやガムテープを用意している人も少なくないようです。

 今日の昼前、居間よりほんの少し前、居間でテレビを見ていた妻が「きゃあ~お父さんムカデがいる」と叫びました。急いでその場所へ行ってみると、少し大きめのムカデが畳の上を這っていました。妻は別の部屋に用意しているスプレーを取りに出かけました。私はタンスの上のハエ叩きを取り出し、上から思い切り叩いて殺処分しました。命中率100%でした。

ムカデは普通ツガイで暮らしているので、もう一匹どこかに潜んでいるものと思われます。用心したいと思っています。私はかつて手袋の中に入っていたムカデに刺され、アナフラキシーショック症候群になり救急車のお世話になった経験があるので、気が気ではありません。

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