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〇墓じまい

最近新型コロナの影響もあって、葬式事情が随分変わってきました。殆どの人の葬儀は家族葬というごく内輪だけで済ませているようです。人間には長年生きているとその人にとっては忘れられない人が沢山いますが、本人がなくなっているのですから、選びようがなく人生最後の出会いさえも家族の都合に合わせられるのです。有名な人なら偲ぶ会などが後日行われますが。平凡な人はそんなことすらできないのです。もう一つお墓に入る日本人の風習さえもなくなりつつあるようで、お墓は要らないと拒否されたり、お墓参りが大変だからと位牌をお寺に預ける人も出てきています。私は長男ゆえ先祖を守り息子に託す予定です。

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〇やっと6年度が終わったと思えばまた新年度

役場を退職して早くも20年になります。仲間も早い人は天国に召され、生き延びている人もやれ足腰が痛いとか、不調を訴えて病院のお世話になったりしています。かつて煙仲間という主事集団をつくり県内で先進的な活動をしていた仲間が脳梗塞で倒れ、何とか一命はとりとめたものの、週に2日デイサービスの通っていて、奥さんが転げて大腿骨を骨折してしまい入院する羽目になったようでした。こうなると友人の行く道はおのずと高齢者施設へ入居となったようでした。

私は時々その友人に電話を入れて元気づけていますが、昨日電話を入れると私の電話が余程嬉しかったのか、時折感極まって電話の向こうで言葉を詰まらせて涙声になっているようでした。最近は声をかける人も殆どなく寂しいと漏らしていました。そうだこれからは暇を見つけて昔の友人に会いに行こうと思い始めま。手始めに見舞いがてらその友人の基を訪ねよう。

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〇買えても買えないもの

今日友人からお土産をいただきましたお土産を食べましたが、お土産より包み紙に気を取られてました。味わい深い言葉でした。

家は買えて家庭は買えない
本は買えても知恵は買えない
薬は買えても健康は買えない
地位は買えても尊敬は買えない
友だちは買えても友情は買えない
時計は買えても時間は買えない
出会いは買えても愛は買えない
お金は買えても幸せは買えない

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〇早朝のJR下灘駅

章で下灘へ行った帰り道、迂回してJR下灘駅に立ち寄ってみました。丁度観光列車伊予灘ものがたりが到着していました。列車から沢山の観光客が降りてきて、少し大きめの声で会話をしたり記念写真を撮っていました。殆どの人が中国人か台湾人のようでした。こんなに朝早く来るのには宿泊地道後を早立ちしたものと思われますが、ご苦労なことです。子どもや老人が植えた菜の花も、先始めた桜もとても綺麗でした。

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〇世の中には目敏い人がいるものです

今日ある人に電話をかけたついでに「あなたの名前が昨日の新聞に載っていた」と言われました。えっ、と驚き、昨日の新聞を開けてみましたが何処にも見当たりませんでした。もしやと思って10面の文芸欄をよ~く見ると、米粒ほどの小さな文字で作品と名前が載っていました。実は私は松山五行歌の会に所属していて、駄作ながら毎月初めに欠席歌の部に投稿しているのです。歌会にはまだ一度も参加したことがありませんが、恐らく3月8日、わが家でやった歌会の作品と思われます。

北国じゃ
毎日毎日雪が降る
他人事思えぬ
雪かき
難儀

いいのか悪いのか分からぬままに紹介されていました。まあいいか。

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〇春を通り越してまるで初夏のような陽気

昨日から今日にかけて、雲一つない晴天が続き気温がぐんぐん上がり手元の温度計なので定かでありませんが25度の夏日に近づいたようでした。寒い煮は苦手な私としては大歓迎ですが、この天気も今日で終わりのようで、戻り寒波が来るかも知れないと気を揉んでいます。こんな日は夕日が綺麗だろうなと思い、夕方午後6時ころ夕日のメッカふたみシーサイド公園に出かけました。その夕日の写真は明日のfacebookで紹介するとして、取って置きの一枚をアップしてみました。

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〇椿の花

春といえば何といっても桜です。昨日全国で一番に咲いたのは高知県だそうですが、気象台がなくなり公式記録の発表が出来なくなった宇和島市では愛好者が地道な活動を続けていち早く準開花一番を自慢しているようです。私たちの町の桜は関門海峡を越えて吹き付ける北西の風が桜の花の水分を奪い、蕾が固いため1週間程遅れるようです。それでも水仙や菜の花が咲き始めると双海町はダントツに花を楽しむ人で賑わうのです。そんな中人知れずひっそりと咲く椿の花も味わい深いものがあります。菜の花に心を奪われていて、椿の花の存在を忘れていました。生垣の間にひっそりと咲く椿も、「私も忘れないように見て」と言っているようでした。

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〇農具の修理

わが家は第一は両親が漁師をしながら、母親が農業を営むいわゆる半でしでした。ゆえに漁業にまつわる道具類もやたらと多いのですが、農具と称する道具もそれなりにあって、処分できず倉庫の隅に吊り下げられたり立てかけています。ふと親父が晩年使っていた鍬がまだ使えるのに傷んだままになっていました。捨てるのも勿体ないと思いつき直すことにしました。柄とクサビを抜き、研いだカ柄をを削って穴に入れくさびを打ち込み、鍬の背に電動ドリルで穴を開け、適当な長さに切った釘を差し込みました。地掘り鍬2本と平ぐ話1本の計3本を修繕しました。使ってみるとこれが中々使い勝手がよく、新たな命を得たようでした。「わしも中々やるわい」と多少自信のようなものが産まれました。傍で見ていた妻が「お父さんも器用じゃねえ」と褒めてくれ、益々有頂天になりました。親父から「お前は不器用」とレッテルを押された息子(私)の復権でした」

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〇毎日3本の記事を書く

メインの1本はfacebookで、そしてアメーバブログ「shin-1さんの日記」とワードプレス「人間牧場」のそれぞれ2本記事を、毎日悪びれることもなく書き綴ってfacebookにシェアしています。「良く書くことがあるものだ」と友だちからはからかい交じりに言われますが、当の本人は誤字脱字があっても、毎日楽しく認知症防止のつもりで書いています。ある日突然アメーバブログとワードプレスを1ヶ月ほど体の都合で休んだことがありますが、「どうしたの」とか、「どうやらガンらしい」とか、いらぬ詮索をされたため、復活することにしました。多い日には100人以上の人が読んでくれていて有難いことです。また2千人を超すfacebook仲間へ誕生日にメッセージを届けています。年齢を重ねるのを機会にデジタル音信を止める人がいますが、私はむしろ老いてこそ大事な情報発信を3本のブログで続けています。ご愛読者の皆さん今日もご愛読ありがとうございます。

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〇あれから30年が経ちました

去年や今年は色々な区切りの年のようです。一昨日の「夕日を観る会』を陰ながら手伝ってくれている大森秀泰さんが、古い広報紙「ふたみ」のコピーを皆さんに配って紹介していました。ふと気がつくとシーサイド公園が出来てから、30年になるのです。2007年3月16日にオープンしたシーサイド公園は町内7団体が出資し、有限会社シーサイドふたみを設立して運営に当たりました。今はその会社もなくなっていますが、開設当時は55万人の集客を誇る県内でも珍しい施設でした。その運営に道の駅の駅長として、また双海町役場の地域振興課長として経営に携わりました。遠くなった記憶が昨日のことのように蘇りました。

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