人間牧場

〇今年ももち米が届きました

 毎年この時期になると、わが家にもち米が届きます。送り主は隣の集落に住む農家の西岡栄一さんです。西岡さんとは現職の頃双海町役場に渡しと一緒に勤めていましたが、お互い退職後もお付き合いを重ねていて、毎年この時期になると自らの田んぼで育てた今年産のもち米を持って来てくれるのです。

もち米が一俵届きました

 西岡さんは最近脊椎の病気治療をしていると風の噂で聞いていましたが、昨日は奥さんとお二人で私の留守中に見えられたそうで、運よく若嫁が在宅だったこともあり、モチ米30㎏の2袋を若嫁がトラックから降ろし、家の玄関先に入れてくれたようでした。(若嫁は実家の経営する喫茶店で輸入コーヒー豆を焙煎していて、重い米袋を造作もなく運んだようで、西岡さんもその様子に驚いたようでした)

その後自宅に帰り若嫁に西岡さんの話を聞いたので、早速お礼のつもりで西岡さん宅を訪ねました。聞けば脊髄の手術もその後のリハビリも、難儀はしたものの順調に回復しているとのことで、何はともあれ安心をしました。帰りに奥さんから自宅で作った黒豆までいただきました。

早速このモチ米を使って、一週間後に人間牧場で年輪塾恒例の餅つきをやる予定で、既に準備を進めています。このモチ米はモミ蒔き、田植え、稲刈り、脱穀、精米とまさに八・十・八の手間暇かけて西岡さんが作ってくれたものです。そのことを忘れずついたお餅は、日ごろお世話になっている色々な人に配りたいと思っています。

「今年も 自分で作った もち米を 何と一俵 届けてくれた」

「病み上がり 風の噂で 聞いていた 順調回復 破顔一笑」

「もち米は 八・十・八回 手間かけて 餅つきを経て 胃袋収まる」

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