人間牧場

〇秋の健康メモ

 食べ物の美味しい季節になりました。田舎ゆえミカンや柿、栗などの果物を沢山いただき毎日美味しく食べていますが、若かった頃に比べ食べる量は随分減って、下手をすると食べきれず腐らしてしまいます。私たち夫婦は戦後まもなく生まれ、勿体ない時代に育っているので、ついつい勿体ない意識が働き食べ過ぎてしまいます。昔から「腹八分は健康のもと」と言われているので、最近はもう一つ増やして食べるより、もう一つを我慢するよう心がけています。

 私のような後期高齢者になると(なったばかりです)、食事の基本は脂肪分、塩分、糖分の取り過ぎに注意をしなければなりません。特に脂肪分の多い食事の食べ過ぎは、胃への負担が大きいばかりでなく、肥満や生活習慣病の原因にもなります。常に腹八分目を心がけることが健康の秘訣のようです。ゆっくりとよく噛んで食べると消化吸収もよくなり効果的です。

 最近壁に面して両手を床につき逆立ちをしています。「この歳になって逆立ちし損ねて怪我でもしたら大変だから止めて」と妻は自制を促しますが、私は意に関せず「えい」と掛け声をかけてやっています。若い頃は何でもなかった逆立ちも、今ではするのに一苦労です。でも毎日続けると段々上手くなってきました。逆立ちには血液の循環を良くし、疲れやストレスを緩和させる効果があるようです。「そんな逆立ちまでして、一体何歳まで生きるつもりなの!!」と妻の追い打ち言葉が返ってきます。私も負けずに「死ぬまで生きる」と言って、夫婦二人で大笑いしました。他愛のないささやかなわが家の平和です。

「秋になり ミカンや柿や 栗並ぶ 勿体ないが 食べ過ぎないよう」

「昔から 健康なるには 腹八分 もう一つ減らす 勇気いります」

「歳とると 肥満や生活 習慣病 気をつけないと 死期が近づく」

「逆立ちを している私 見た妻が いつまで生きる 私死ぬまで」 

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