人間牧場

〇赤唐辛子とイチジク

 夏の終わりを象徴するように、家庭菜園の隅に植えている唐辛子が真っ赤に色づいています。このところの長雨で収穫時期を逸して、多少傷んでいるようでしたが、降ったり止んだりの雨間を利用してハサミで摘み取りました。わが家では漬物や料理に唐辛子を冷蔵庫に入れて保管し、しょっちゅう使うので、天気の回復を待って天日干しして妻にバトンタッチする予定です。

真っ赤に色づいた唐辛子
収穫した唐辛子

この時期楽しみなのは、裏庭に自生するミョウガの収穫です。茂った茎をかき分けると白い花を咲かせた秋ミョウガが、まだ走りながら幾つも出ていました。ミョウガは食べ過ぎると物忘れがいいと、本当か嘘か分からない言い伝えがありますが、われ意に関せずで、細かく刻んで青じそやネギとともにソーメンの薬味などにして、初秋の風情を楽しんでいます。

収穫したイチジク

 もう一つ楽しみなのは、無花果と書いてイチジクと読む果物です。2~3年前に挿し木をして育てたイチジクが今年初めて実をつけました。イチジクは傷みやすい果物だし、イチジクの実が熟れるとカナブンやスズメバチ、アリが蜜を吸いにやって来るので、気を付けなければなりません。昨日5個の実を収穫し冷蔵庫に入れて冷やし、妻と半分ずつ分け合って食べましたが、とろけるような美味しい食感でした。

「夏終わり 真っ赤色づく 唐辛子 ハサミで切って 天日乾燥」

「一本は 根から引き抜き 東屋の 天井吊るし ドライフラワー」

「秋ミョウガ 刻んで薬味 素麺に これが中々 美味しいですよ」

「カナブンと スズメバチ・アリ 我先に イチジク群がり 私4番目」

[ この記事をシェアする ]