人間牧場

〇子ども体験塾底引き網体験航海(その4)

 鯛づくめの料理を食べた子どもたちは漁村センター3階の大広間に集まり、船酔いから覚めた記憶を思い出しながら、感想文を書いたりゲームでひと時を過ごしました。船に乗って沖合に出る目的は、漁師さんのの働く姿を見てもらうことと、沖合に浮かぶ瀬戸内海の島々の様子、それに沖合から見た自分たちの暮らしている双海町の姿でした。

沖合いに浮かぶ島々の名前
手前が猫島で有名な青島、後ろに山口県の平郡島も見えます
双海町の背後には山々が聳えています
体験の感想を語る子どもたち

 双海町は北側に瀬戸内海の伊予灘という海が広がっています。北側に向いて正面から左半分は島がありませんが、右半分には八島、平群島、周防大島、小水瀬島、大水無瀬島、青島、二神島、怒和島、中島本島、釣島、興居島などが取り囲むように見え、私たちは毎日何気なくこの島々を眺めながら暮らしています。(この島々は子ども体験塾の拠点である人間牧場のウッドデッキからも見えるのです)。

一方船に乗ると、私たちが暮らしている双海町の背後には、壺神山、黒山、牛の峰山、明神山が、つい立のように聳えています。「壺神山は壺神ク・ナ・イ(971m)」、「黒山は黒山ナ・ミ・オ(730m)」、牛の峰山は牛の峰ヤ・ク・ロウ(896m)」、「明神山は明神ム・サ・シ(634m」と覚えるよう、子どもたちに教えてやりました。

「双海町 沖合浮かぶ 島々の 名前知ってる 子ども少ない」

「あの島が 猫島青島 あの島は 由利島今は ダッシュ島です」

「あの山は 明神ム・サ・シと 覚えてね スカイツリーと 同じ高さだ!!」

「少しずつ あれやこれやを 教え込む これぞ私の ふるさと教育」

 

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