人間牧場

〇今日から双海町は冬時間です

 夏の間は夜明けが早く夕暮れが遅い、いわゆる昼間の時間が長~い、私のような働き者?には何とも嬉しい季節でしたが、最近は日増しに夜明けが遅く夕暮れが早くなって、少し焦りながら毎日を過ごしています。昨日の夕方町内の有線放送を通じて「明日10月1日から、時報を知らせるミュージックサイレンを午後6時から午後5時に、音楽も『夕焼け小焼け』に変更します。」と放送がありました。いよいよ冬時間の始まりです。

 双海町の時報サイレンは元々午前5時と正午、それに午後5時の3回でした。私がまちづくりを担当した時、まちづくりの組織を沢山つくって、まちづくりの提案をまとめましたが、その折それまで使っていた、まるで空襲警報のような甲高い「ウ~ン」と鳴るサイレンを、ミュージックサイレンにしたらどうかとう意見がありました。早速有線放送を整備したのを機に採用しましたが、長年慣れ親しんだサイレンの音を頼りに農作業や出漁をしていた町民から、少なからず反対の声が上がりましたが、強行突破のような形で踏み切りました。

夕日に照らされた童謡の小路の歌碑

 双海町は夕日の日本一美しいまちを自認し、まちのキャッチフレーズも「しずむ夕日が立ちどまるまち」を今も使っているので、ミュージックの選曲も当然「赤とんぼ」か「夕焼け小焼け」なのですが、今日の夕方から午後5時に「夕焼け小焼け」のメロディーが町内に流れることでしょう。音楽によるまちづくりも30数年前、下灘駅のプラットホームでコンサートを開いてからずっと、今も続けてもらっていますが、先日シーサイド公園の童謡の小路の歌碑を、夕日が照らしているのを見て、懐かしくなりました。

  「ミュージック サイレン採用 する話 あのころ真顔で 反対意見」

  「わが家に 泊ったお客 朝5時の サイレン聞いて 家事はどこだと!! 大騒ぎした」

  「変わります 今日からわが町 冬時間 午後5時サイレン 夕焼け小焼け」

  「陽の暮れが 早くなったと 実感す 今日から10月 もういくつ寝ると~」

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