人間牧場

〇公民館新任館長研修会

 駆け出しの頃、13年間の長きに渡って公民館に勤めていた私にとって、公民館は退職した今でも特別な意味を持っています。日本一の公民館主事を目指し、生涯公民館に勤めようと心に決めて活動した青春時代や教育長と中央公民館長を兼務して過した晩年の昔を懐かしく思い出しますが、その故を持って今も県公連の専門委員や県公連OBで組織する公友会の会長をしたりして、深い関係を維持しています。

 最近は全国各地の公民館に招かれて講演に出かけることも多く、昨年は山口県で開かれた公民館全国大会にフアシリテーターとして招かれ、今年も10月に高知県で開かれる全国大会のパネラーとして招かれる予定です。そんなこんなですが、今年も昨年に引き続き愛媛県公民館長新任研修会の講師として、昨日は愛媛県生涯学習センターへ出かけ、「地域づくりと公民館」という演題で90分ほど話をさせてもらいました。

 参加者は62名と多く、中には懐かしい古い知人友人もいて、嬉しい出会いを重ねました。公民館長には教育行政職の人も、非常勤や嘱託職員もいて身分はまちまちで一概には言えませんが、60歳を過ぎた人が多いようで、やる気はイマイチといった感じです。館長の命を受けて働く職員や諮問に応じて活動する運営審議会委員などへの影響を思うと、もう少し馬力をかけて欲しい思っています。

 それでも今朝起きてメールを開くと、昨日参加した3人の館長さんから、私の話にやる気を触発されたと、お礼方々ご意見が届きました。講演の中で私が話した、「地域住民の中には言ってもやらない不燃人55%、言えばやる可燃人25%、言わないでもやる自燃人15%、自らも燃え人を燃やす類燃人5%がいて、不燃人を可燃人に、可燃人を自燃人に、自燃人を類燃人にワンランクアップする努力をしなければ、公民館の明日はない」と言った言葉への共感でした。新任館長さん頑張って下さい。

  「わが履歴 公民館の ラベルあり これが誇りと 心に刻み」

  「ラベルあり ゆえにレベルを 上げないと いつも思って 研鑽励む」

  「参加した 新任館長 ご意見を メールに託し 手元に届く」

  「館長と 主事が良ければ 公民館 ワンランクどころか ツーもスリーも」

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