人間牧場

〇人間牧場でのスキルアップ研修

 春は異動転勤の季節です。色々な職場から人が去り、色々な職場に新しい人がやって来て、新たな気持で仕事が始まりました。先日えひめ地域政策研究センターの山本所長さんから、「新しい研究員が赴任して来たので、あいさつがてら人間牧場へお邪魔したいのでよろしく」とのことでした。

研修にやって来たセンターの皆さん

 道の駅シーサイドで待ち合わせ、私の軽四トラックの助手席に山本所長さんを乗せ、車を先導するような形で奥西経由の道を、四方山話をしながら走りました。上の市道から歩いてもらい、私たちはそのまま人間牧場へ乗りつけ、鍵を開けて座布団を出したり、スライド窓を開けたりしました。

 それから約一時間、何の相談もなく思いつくままに、新任の研究員を前に地域づくりについてお話をさせてもらいました。かつて長い間「えひめ地域づくり研究会議」の代表運営委員をやっていたこともあって、通称まちづくりセンターへはしょっちゅう出入りしていたので、その時々の所長さんや研究員さんと、着かず離れずの出会いを重ね、どれ程の人とまちづくりについて議論を重ねてきたことでしょう。

 過去の人はセンター外に去ってそれぞれの場所で、それぞれの想いを持って生きていることでしょうが、私がよく言う「ラベルとレベル」を大事にしないと、折角いい学びをしても地域のお役に立てないばかりか、自分の人生の生き方にもプラスできないのです。「ラベル」は地域づくりに関わった経験を生かした「地域への貢献」、「レベル」は「自分の人間力」アップです。「地域貢献」と「人間力」のスキルをしっかりとアップして、これからの人生をしっかりと生きて欲しいと思いました。

  「また今年 春の異動で 新た人 想いを胸に 仕事赴く」

  「これまでに どれ程の人 迎えたか その度熱く 語りかけたが」

  「結局は ラベルとレベル 意識して 生きる人こそ 地域求める」

  「地域への 貢献それに 人間力 これさえあれば 鬼に金棒」

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