人間牧場

〇春菊の花が満開

 昨日は前日午後から降り始めたシトシト降りの雨が昼まで降り続き、いいお湿りで家庭菜園の夏野菜類も活き活きと育っています。友人の玉井恭介さんからハガキが届き、両親が住んでいた家をリフォームして転居したようです。早速電話を入れると、転居した家にの横には、松山市内ながら100坪ほどの畑があるようで、最近は老後の楽しみにしていた晴耕雨読の生活をして楽しいと話していました。

綺麗に咲いた春菊の花
綺麗に咲いた春菊の花

 その家庭菜園にツワブキと山蕗を植えたいので苗が欲しいと頼まれました。苗は人間牧場へ行けば沢山あるので、近々持って行ってあげようと思っています。
 昨日は畑に植えているキャベツの青虫取りをしました。温かくなって虫たちも生きるために必死で、キャベツは青虫の餌食になっているようでした。二宮尊徳の水車の話を反芻しながら、自然とともに自然に逆らって生きるためやむを得ぬことだと目をつぶり、沢山の青虫を手で取って処分しました。

 

95歳の親父が作った滑稽な案山子
95歳の親父が作った滑稽な案山子

畑の隅に名残の春菊がまだ残っています。春菊は野菜ですがその名の通り菊の花に似た綺麗な花が咲いていました。手持ちのデジカメで写真に撮りましたが、今年はもう少しこのまま置いていて種を取り、秋蒔き用に使おうと思っています。大根も白菜も種を取らずに処分しましたが、せめて引き抜いて乾燥させたワキギと春菊くらいは自家製苗と種として使いたいものですが、果たしてうまく行くかどうか?・・・・。

 ジャガイモの薄紫の花も咲き始め、そろそろ収穫の時期を迎えます。カボチャやズッキーニも目の覚めるような黄色い大輪の花を咲かせ、早いものは実を結んでいるようです。スイカは前日の大風に揉まれて無残な姿になりましたが、そろそろ敷き藁をして本格的な育て方をしようと思っています。ああ美しい、されどああ忙しい季節です。そうそう何を思ったのか95歳の親父が思わず吹き出しそうな滑稽な案山子を、畑の隅に作りました。

  「人知れず 菜園に咲く 野菜花 朝日を浴びて 見て欲しいねと」

  「今年こそ 菜園野菜 種を取り 全て自家製 やってみたいが」

  「春菊を 今年の冬は よく食べた 花まで愛でて これ以上なし」

  「唐突に 何を思うか 老いた父 案山子を作り 畑の隅に」 

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