人間牧場

〇珍しいハガキが届く

 昨日まで千葉県にある市町村アカデミーへ出かけていて、夜遅く自宅へ帰って食事をしながら、留守だったこの二日間に届いていた手紙類を見ました。手紙類の中に葉っぱのハガキに、荷札をくくりつけた珍しいものが目に留まりました。この一風変わったハガキを送ってくれた送り主は、先週の土曜日松山市道後のみゆき会館で開かれた、第3回ハガキ祭りを主宰した兵頭淳志さんです。
 兵頭さんとはこのハガキ祭りに講演を依頼するため、人間牧場へやって来てからの出会いですから、そんなに古い付き合いではないのですが、その真摯な態度には好感が持て、私のパトロンの一人であるギノー味噌の田中正志社長をお互いがよく知っていることもあって、ご縁が急速に深まった感じです。

兵頭淳志さんから届いた珍しい葉っぱのハガキ
兵頭淳志さんから届いた珍しい葉っぱのハガキ

 私はハガキ祭りのことを私のブログ「shin-1さんの日記」で紹介しました。その記事の中に「ハガキは紙が不自由だったころは葉っぱだったのでは?」と書いたところ、その通りだと薀蓄ある言葉が電話で寄せられ、ハガキ祭りの日に私は所用でひと足早く帰りましたが、「たらよう」という木の葉っぱに文字を書くイベントもやったようでした。「たらよう」の木の葉っぱに文字を刻んだのが、ハガキの始まりだと私に伝えたくて、兵頭さんはわざわざ送ってくれたのです。
 私は「たらよう」という木は知りませんが、泰山木の葉っぱの小型と匂いのする葉っぱ月桂樹を足して2で割ったようなトゲのある葉っぱでした。早速インターネットで調べてみようと思っています。

 最近私は自分を普通の人間だと思っているのに、普通でないと思うのか、私の身の回りにはこのように普通でない人から色々なハガキが届くのです。それもそのはず20年間続けた無人島に挑む少年の集いでは、無人島に私設郵便局を開設したり、石や流木に手紙を書いて出すことを子どもたちに教えたりしたのです。ゆえに私の所へはうちわのハガキ、杉やヒノキの板ハガキ、スイカの形をしたハガキなどなどが舞い込んで、配達する郵便局員を驚かせています。
 一日に3枚のハガキを毎日書いている私にとって、やはり「ハガキは嬉しい活力素」です。昨日も出張先の千葉県で持って行った10枚のハガキを書いて、海浜幕張駅前の郵便ポストに投函して帰りました。声をかける、あいさつをする、ハガキを書くくらいなら誰でも毎日、その気になればできるのですから、私もしっかりとそのことをささやかながらこれからも、やりたいと思っています。兵頭淳志さんありがとう。

  「珍しい 葉っぱに荷札 つくハガキ 家族みんなが 珍しそうに」

  「世の中にゃ 達人いると 感心し 葉っぱのハガキ 早速ブログ」

  「たらようと 言う植物は 知らなんだ 植木祭りに 出かけて買おうか」

  「人に会い 人に感化の 人生を 今後も続け いい人なりたい」 

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