人間牧場

〇處淳子さんがやって来ました
 西条市小松に住む處淳子さん親子が、わが煙会所を訪ねてくれました。本当は人間牧場へご案内したかったのですが、下灘隧道までの道路工事で下浜の道が通行止めになっていたので、急遽煙会所に場所を変えました。

 處淳子さんとは、あれこれ出会っていますが、わがブログやFaceBookに登場したのは、2019年9月4日に県公連の研究大会打ち合わせのため県教委の中尾先生と2人で公民館へお邪魔して出会い、2021年3月26日に満開の枝垂れ桜の咲く人間牧場ででした。

 昨日は深くて真剣な話に夢中になって記念写真を取り忘れたため、パソコンのアーカイブス機能で検索し記録を呼び戻して、2枚の写真を用意することができました。處淳子さんも私も若い頃(そんなに昔ではない)の写真です。

昨日處淳子さんは私と同年代のお母さんを伴って見えられました。私と娘さんの話をじっと聞いていたお母さんも娘さんと同様素敵な方でした。處さんのFaceBookによると、わが家を出てから處さん親子は双海町内の閏住の菜の花畑やシーサイド界隈を散策されたようでした。

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人間牧場

〇自生椿の花が咲いています
 わが双海町は北向き地形のため、日本水仙やツワブキとともに藪椿の自生地です。ゆえに家の裏山には沢山の椿の木が、植えた訳でもないのに鳥たちが運んだ椿の実から生えた椿が生い茂り、この時期になると沢山咲いています。

椿の花が今年も沢山咲きました

 菜の花や桜、ツツジのような華やかな花とは違い、濃い緑色の常緑葉っぱの中に埋もれるように咲いているため、花の美しさには気付かず、むしろ地面に落ちている花を見て、頭上を見上げて花の存在に気づく程度です。

 椿の花が終わるとピンポン玉大の実を付けます。その実を丹念に拾い集めて蒸すと椿油が取れますが、椿油は美容用や食油としても使える高級品ながら手間暇かかるため、余りやる人はいないようですが、私はいつの日か作ってみたいと密かに思っています。

 椿の花はメジロの大好物です。よ~く見ていると静かに飛んで来て、口ばしを椿の花の中に差し込んで花の蜜を吸っているのです。恐らく蜜蜂たちは椿の蜜を狙わないでしょうが、私は狙っています。

「この花を 見るのは世界で 私だけ そんな思いで 椿に見入る」
「目立たぬが 濃い緑色 葉っぱつけ 赤い可憐な 藪椿の花」
「ひっ切りに メジロ数匹 やって来て 口ばし差し込み 椿蜜吸う」
「地面には 役目を終えた 赤い花 無数に落ちて 上を見上げる」

 

 

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人間牧場

〇翠小学校の骨組み模型(こぼれ話2)
 県内の木造校、名のある設計者が設計した八幡浜市日土小学校が有名ですが、私の町の翠小学校は誰が設計したかも分からない建築物です。ゆえに知名度はそんなにありません。

学校の柱材骨組み模型
長くて広い廊下

 ゆえに参観デーなどを設けている日土小学校と違い、見学者には日常的にオープンで、私などは町内に視察者が来る度に、校長先生に許しを得て見せてもらっています。職員室横のランチルームの隅に翠小学校の木造骨材の様子が一目で分かる、模型が置かれています。

 この模型を見る度に、100年前の新築当時の大工さんたちのノミとカンナと鋸と釘を使った、大工作業の高らかな音が聞こえて来るようです。何本の柱や板を使ったのでしょう。これぞ匠の生きざまなのです。

「部屋の隅 置かれた模型 気が遠く なるほどの骨材 校舎の骨組み」
「木の癖を 知り尽くした 大工さん 木組み癖組み 匠の技で」
「100年も 前に建てられ 100年間 代々大事に 使った校舎」
「名もなきが ゆえに価値ある こともある 大事にしたい 一周遅れ」

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人間牧場

〇日本ラン・キンリョウヘンの棚掃除
 ネットの情報によると、南の九州地方では早くも日本蜜蜂の分蜂が始まったようです。私の住んでいる四国では北国に比べ温かいといっても、まだ桜のつぼみも固く、蜜蜂の分蜂はまだまだ先のことですが、そろそろ準備を始めなければなりません。

綺麗に掃除をしたキンリョウヘンの盆培棚とキンリョウヘン

 これまでは蜜蜂の誘因に欠かせない、日本ランキンリョウヘンの花を早く咲かせるために冬場ビニールハウスに取り込んでいましたが、最近蜜蜂に興味を示し始めた長男息子の話では、余り無理をして花を早く咲かせても、分蜂にはそれほど効果がないというので、この冬は結局欄の取り込みを止めました。

 それでも少し気になって落ち葉が積もったキンリョウヘンを置いている家の裏の盆培棚のキンリョウヘンを全て地上に下ろし、植木鉢の草を引いたりしながら棚の大掃除を2時間ばかりかけて行い、すっかり奇麗になりました。今年は蜜蜂の巣から蜂蜜を採ったあと、巣をお湯で温めて溶かし、蜜蝋を作ったようです。日本蜜蜂の蜜蝋は買えば高く希少価値がありますが、わが家ではどうにか自給が出来るようになりました。

「蜜蜂の 分蜂ニュース 九州じゃ 早くも始まり ワクワクし始め」
「分蜂の 手助けするラン キンリョウヘン そろそろ準備 そわそわし始め」
「1鉢を 貰って増やした キンリョウヘン 今では沢山 増えて嬉しい」
「わが息子 何かにつけて 口を出す 親子で意見 違って困る」

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人間牧場

〇今年も子ども教室が「やっと」終わりました
 新型コロナに翻弄された子ども教室の一年が、いや3年が「やっと」終わりました。「やっと」という表現は悪い意味ではなく、思い通りに出来ない少しじれったい感じの言葉です。


(子ども達意も頑張りました)


(ジュニアリーダーも頑張ってくれました)

それでも今年も、全員の注意と努力で、新型コロナに感染することもなく怪我もなく、また多くの成果を得て乗り切れたことを喜びたいと思います。特に今年はジュニアリーダー会の活躍が目覚ましく、各方面で注目を集めました。

 また恒例のハイキングも事前にスタッフで曳坂の草刈りをして、翠小学校から、双海町出身の中尾先生が校長をしている佐礼谷小学校まで、歩いて行くことができました。山吹御前の歴史を辿ることができてとても充実していました。

 過去ばかりが増えて未来の少なくなった私たちのやるべきことは、未来を託す子どもたちを、強くたくましく育てることだと思い、あれこれ考えてやっていますが、成果も見え始めています。あともう少し頑張りましょうか。

「この3年 新型コロナに 立ち向かい やっとここまで たどり着いたよ」
「過去ばかり 増えて未来が 細り行く だからやるべき ことをきっちり」
「今年は 佐礼谷までの 道のりを 歩いてテクテク ハイキング出来た」
「中・高・大 みんなそれぞれ よくやった 褒めてやりたい 今年の活動」

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人間牧場

〇郷土料理「さつま汁」
 私たちの地方には色々な郷土料理があります。中でもさつま汁は、小骨の多いコノシロやエソなどの魚が手に入った時作りますが、今回は子ども体験塾の子どもたちが、炭火焼きした立派な鯛の身をほぐして作りました。

 ほぐした身をすり鉢に入れてスリコギで丹念にすりつぶし、麦味噌を入れてさらにすり身と混ぜ合わせ、程よくなったところで、ガスバーナーで少し焦げ目がつくほど焼いて香ばしくして、ゆっくり出汁を加えながら混ぜ合わせます。

 そこへ細かく刻んだネギやコンニャク、それにみかんの皮の千切り、ゴマなどの薬味を入れて出来上がったら、あらかじめ炊いた麦ごはんを茶碗によそい、上からぶっかけて食べるのです。指導してくれたのは漁協女性部と婦人会、更生保護女性会の皆さんでした。

 子どもたちも調理実習の最初は半信半疑でしたが、普段は捨てるみかんの皮を薬味として使う珍しさもあり、食べてみて美味しんのにビックリしながら、中には3杯もお替りする子どももいて大喜びでした。美食・飽食の時代故、折に触れ子どもたちに、こんな郷土料理を体験させてやりたいものです。

「さつま汁 郷土料理に 欠かせない おばさんたちの 指導で体験」
「鯛を焼き 身をほぐしつつ すり鉢で 味噌を加えて スリコギ使い」
「みかん皮 普通は捨てる 物なのに 千切りにして 薬味に使う」
「3杯も 笑顔でお替り する子ども 日ごろは美食 物珍しく」

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人間牧場

〇季節の恵み
 人間牧場とわが家の裏庭に、クヌギの木にシイタケ菌を打ち込んだホダギを置いています。普通の年だと気温が10度前後になる春と秋の時期一斉にシイタケが生えるのですが、今年はどういう訳かシイタケが次々と生えて、思わぬ収穫を楽しみながら喜んでいます。

季節の恵みシイタケ

 原木シイタケは肉厚で香りも良く、妻が料理してくれたシイタケを毎日のように食べていますが、食べきれない分はお裾分けしたり、茎を取って自然乾燥シイタケを作り、ジップロックの袋に入れて保存し、うどんなどの出汁に使っています。詳しいことは分かりませんが、乾燥すると栄養分が増すそうです。

干しシイタケ

 自宅で使う乾燥シイタケは、別に見栄えを気にしないので、荒く千切りにして干すため、乾燥も早くあっという間に出来上がります。切干し大根といい干しヒジキといい田舎はその気になれば保存食材の宝庫です。ロシア侵攻などで物価高が続いていますが、わが家の自給率はかなり高くなっています。

「この春は どういう訳か シイタケが 次々生えて 食卓潤す」
「食べきれぬ シイタケスライス 保存食 干せば旨味と 栄養高く」
「出汁用に シイタケ便利 妻重宝 お陰様にて 自給高まる」
「子ども頃 嫌いな食べ物 だったけど 今では大好き 味舌変化」

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人間牧場

〇夜明けが早くなり始めました
 私の日課は毎朝午前4時に起床して始まります。年末の冬至を境に夕暮れは随分遅くなりましたが、夜明けは春分を過ぎてもまだ遅く、3月3日のひな祭り頃からやっと6時30分頃になると周りが明るくなり始めるのです。

夜明けがやっと早くなり始めました

 これまで朝6時にウォーキングに出発する時は必ずLEDの愛用懐中電灯を持ち、足元を照らしながら歩いていましたが、もう少しで懐中電灯なしでも歩ける明るさになるようです。最近は日中の気温が10度を超えることもあるようですが、朝の外気温度は低く、昨日もメダカの泳ぐ水瓶にはうっすらと氷が張り、畑には白い霜が降りていました。

 春近かしを予感するものの、手袋をはめた手指はまだまだ冷えるこの頃です。天気予報だとこの1週間は好天が続くようですが、年度末を迎えているこの時期は何かと行事や会議が多く、お天気や気温の具合が気になる今日この頃です。

「夜明け前 懐中電灯 足元を 照らして歩く やっと解放」

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人間牧場

〇菜の花や月は東に陽は西に
 昨日の夕方講演先の八幡浜から帰る途中、閏住の菜の花畑の前に差し掛かりました。いつも見慣れた光景なので、どうしようか迷いましたが、昨日の講演先で、菜の花のことを話したこともあり、車を右折して旧道に入りました。

 午後6時過ぎの日暮れだというのに、相変わらず若い人たちが沢山集まって写真を撮ったり、散策をしていました。折しも夕日が西に傾き、菜の花を照らしていて東の端に咲いている河津桜の上には綺麗なお月さまも出ていました。

 「菜の花や月は東に陽は西に」こんな言葉が蘇りました。今月7日には高知県高知市から、16日には大分県日田市からそれぞれわが町へお客さんがやって来ます。自慢したい花々です。

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人間牧場

〇海岸国道378号の河津桜
 今日は八幡浜市公連の館長・主事研修会に招かれ、昼前に家を出て海岸国道378号、通称夕やけこやけラインを走りました。わが家を出て大洲市長浜と八幡浜市保内の境まで来ると、瀬戸内海側の路側帯には、綺麗な河津桜が満開に咲いて綺麗でした。

国道378号沿いの満開の河津桜は見事でした

 昨日の温かさとは打って変わり、今日は寒さの逆戻りで寒い1日だったため、また路側が狭いため車を止めて桜を見学することも危ないのでできないため、左と右の交通に気を配り、車を止めて中から写真を撮る程度の見学でしたが、いよいよ春本番のようです。

 ゴゼが峠の長いトンネルを抜け会場の文化センターへ到着したのは50分前で、私が一番乗りでした。その後講演に使うUSBメモリーをパソコンに差し込み、関係者と打ち合わせを行い13時30分から、「公民館版SDGs」を主要テーマに90分話し、その後30分ほど質疑応答を行い無事役目を終えました。熱を入れて話したため講演会場の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。

「温かい 昨日と変って 今日寒く それでも沿道 桜が満開」
「降りたいが 降りれぬゆえに 車中から 車を止めて 写真を撮って」
「八幡浜 公民館の 主事・館長 集まる会議 講演頼まれ」
「USB メモリー使って 講演す 便利な世の中 思い出しつつ」

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