人間牧場

〇全国からやって来た地域づくりの愉快な仲間たち(その2)

翠小学校校舎前にて
翠小学校校舎前にて

今回船木さんたち地域づくりの仲間一行の目的地は、双海町とお雛様飾りですっかり有名になっている徳島県勝浦町のようです。双海町では一泊二日の予定なので、まず飛行機でやって来た一行を出迎えた後、翠小学校~人間牧場~下灘駅~閏住の菜の花畑~シーサイド公園~潮風ふれあいの館(チェックイン)~私設公民館煙会所(交流場所)~潮風ふれあいの館(宿泊地)というルートで案内をすることになりました。
 まず前もって連絡して了解を取り付けていた翠小学校を訪ねました。校長先生の案内で学校を見学させてもらいましたが、いつもの事ながらノスタルジックな雰囲気を醸す懐かしい学校に、みんな感動していました。

人間牧場ウッドデッキにて
人間牧場ウッドデッキにて

 ここで私の車に乗り換え3台で人間牧場へ向かいました。昨日の人間牧場はすっかり春の陽気で、少しもやがかかっていましたが、ストーブも焚かないのに暖かく感じました。みんな人間牧場の眺望に満足し、北見の市川さんから私の落伍のリクエストまであって、「赤字になったら黒いボールペン」という夕日徒然草の演目を即興で演じ、拍手喝采を受けました。午後4時を過ぎたので急いで人間牧場を後にして、下灘駅へ向かいました。西の空に夕日と思しき光景が触りだけ見えましたが、自慢の夕日は残念ながら見ることができませんでした。
 その後閏住の菜の花畑と妹の店くじらに立ち寄り、三歳醤油や海産珍味をお土産に買っていただきました。御礼に妹から甘平という今流行の柑橘をいただきました。

閏住菜の花畑にて
閏住菜の花畑にて

 夕暮れ迫る頃シーサイド公園に戻り、砂浜や恋人岬などをしばらく散策し、ここでも残念ながら夕日を見ることはできませんでした。店じまいして帰ろうとしていた漁協女性部の人たちとも言葉を交わし、松本洋子部長さんからお土産にじゃこ天をいただきました。このじゃこ天は今朝の朝食食卓に炭火で焼いて出そうと妻と話し合っています。
 ひとまずこのようなルートの見学を終え、浜田さんと私が宿泊先の潮風ふれあい公園までお連れしました。松本さんが既にチェックインと、明くる日の朝が早立ちなので支払いまで済ませてくれていて、いつもながらの微細な気配りは大助かりでした。
 私と浜田さんは急いでわが家まで戻り、夜の交流会場である私設公民館煙会所の囲炉裏に火を起こし始めました。予め炭をつぎ、杉板を割った焚きつけ用の薪も準備していたので、少し煙が出ましたが、予定通り囲炉裏の自在におでんがいっぱい入った大鍋を掛け、伊予がすり座布団を一畳に3枚ずつ敷き、食器を運んでお客さんを迎える準備はすっかり整いました。

  「翠小 次に人間 牧場と 自慢の施設 訪ねて歩く」

  「春が来た 様な陽気に 誘われて 双海散策 お客とともに」

  「是非やって 落伍上演 声かかる 即興得意 座布団座り」

  「まだ雪や 流氷残る 北海道 同じ日本と 見紛うほどに」 

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