人間牧場

〇今年は甘夏柑が超不作
 毎年この頃になると家の横の果樹園に甘夏柑がいっぱいなって、あちらこちらにお裾分けで送るのですが、今年は天候の関係か殆ど実がつかず、自家用さえも危うくなるほどです。毎年楽しみにしている友人や知人から、やんわり甘夏の時期が来たよと期待のメールが入っていますが、このブログを借りて断らざるをえなくなりました。

 日本一の裸麦の産地である伊予市や松前町の、田んぼに植えている裸麦が黄色く熟れて麦秋の頃となりました。麦の穂が熟れるこの時期は程よい酸味の甘夏柑が美味しい時期で、生食もマーマレードにしても独特の香りがして、気に入っていますが、超不作なので、いずれも楽しむことはできません。

 甘夏柑には早くも沢山の花がついて、豊作を予感させますが、こう花がつくと摘蕾や摘果などの管理を余程しっかりしないと小玉しかできないため、手間がかかり大変です。昨日は妻が丹念に皮を剥いて冷蔵庫で冷やし、食べさせてくれました。今日は松山であった会合から帰って農作業で汗をかき、畦道に座り込んで木になっている甘夏柑一個美味しく食べました。

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