人間牧場

〇サツマイモ掘り

 天気予報だと昨日は低気圧や前線の接近で雨のようなので一昨日、少し遅れ気味のサツマイモを掘ろうと思いつきました。明くる日の講演が迫っていて準備のため、一日中何の予定も入れていなかったので、午前中半日をかけて掘りました。今年は伊方町瀬戸から取り寄せた瀬戸金時を50本、馴染みの苗屋さんで買った鳴門金時50本を、それぞれ2列ずつマルチをかけて植えていました。

 4等分に分けて転がすようにつるを切って畑の隅に置き、マルチを剥がして順次掘り進みました。今年は渇水気味の天候に恵まれ、丸々太ったサツマイモが沢山ついていて豊作でした。ところがところが、大きなイモの頭をネズミと思われる害獣に食べられ、傷芋が沢山見つかりました。食害に遭って日数が立っているようなので、癒えた部分を切れば食べられるのですが、保存には向かず、今日にでも包丁で切り分けて蒸かしたり芋の天ぷらなどにして食べたいと思っています。

 雨が近く、雨に濡らすと後の処理が厄介なので、倉庫からゼツメというつる切り道具を持ち出し、片っ端から10㎝ほどに切って行きました。この作業は指を切らぬよう注意をしなければならず、加えて相当力が必要なため大汗をかきました。掘った芋は夕方まで天日干しして粗土を落とし、雨に濡れないよう倉庫に仮置きしていますが、これから一週間は晴れ模様なので、しっかりと陰干しして、もみ殻を入れた専用の木箱に入れ、芋坪に保存する予定です。切った芋づるは畑に戻す予定です。

 芋は保存すると甘みが増して美味しいので、来年の春までせいぜいその味を楽しみたいと思いますが、家族みんながサツマイモを食べると、ゲスな話ながらおならが出ます。「あら失礼」とばかりに音を立てるおならは、わが家の平和の象徴かも知れません。「あら失礼」です。

「雨が降る 前に掘ろうと サツマイモ つる切りマルチ 剥がして奮闘」

「サツマイモ 今年は渇水 お陰にて 豊作でした 大きな芋が」

「野ネズミの 被害に遭って サツマイモ かじられた跡 沢山ありて」

「芋のつる ゼツメで切って 処理をする 今日は畑に ばらまき戻す」

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