人間牧場

〇改正養蜂振興法という法律ができたようです

 私は年輪塾という私塾の代表である塾長をしています。私がこの人と指名して塾頭になってもらった農協マンの清水和繁さんはパソコンに詳しく、彼が中心になって作っている年輪塾ネットとでも言うべきサイトを使ってお互いがお互いの情報を受発信していますが、ネットに馴れている皆さんはそれぞれこのネットを最大限に活用して、大いに活動しているのです。どちらかというとパソコンに弱い私などはもっぱらネット会員のメールを見ながら暮らしているといった感じで、書き込みより読む方が圧倒的に多いのです。

 昨日その清水塾頭から、ギョッとするような「養蜂の届出の義務化について」とい見出しの情報をもらいました。年輪塾ネットの会員の中には私が知るだけでも、野村町山奥組の井上登さん、高知県馬路村の木下彰二さんに加え私と、少なくても3人は養蜂をやっています。他の2人がどれほどの養蜂をやり、どれほどの蜂蜜を収穫しているのか分かりませんが、少なくとも私のやっていることは養蜂とはいえないほどの小規模ゆえ、届け出がいるかどうか分からないと半信半疑で、メールに添付してくれた手引書をプリントアウトして早速読んでみました。

 手引書によると法律の名前は「改正養蜂振興法」というのだそうで、25年1月から施行されるというのです。蜜蜂を飼育する場合は飼育届が必要で、蜜蜂の飼育者は毎年1月中に、飼育届を住所地の都道府県に住所地の市町を経由して提出しなければならないのです。手数料はかかりませんが巣箱一つでも届出が必要と書かれているので、当然私もその対象のようです。
 清水さんのメールには蜜蜂飼育届の様式まで添付してもらっているので、早速記入して地域事務所へ届けようと思っています。

 飼育届に書き込むことは飼育状況と飼育計画の二つで、私の場合飼育場所は2ヶ所で飼育蜂群数は8群です。飼育計画も同じで当面8つの巣箱を設置して今年も蜂蜜を採集しようと思っています。農協などでは届出しないで採集した蜂蜜は販売しない方針だそうですが、販売はしませんので手引書に書かれた販売表示は不用と思われますが、届出等また厄介な仕事ができたようです。
 昨日わが家の裏の蜜蜂たちは早くも春の目覚めを感じるようになったのか、日中巣箱の周りを飛び始めているようです。冬越しした蜜蜂に頑張ってもらって、今年もいい成績を残したいものです。

  「何とまあ 蜂に法律 できたよう 届出せずば 法律違反」

  「計画じゃ 今年も十升 取りたいと 甘い目論見 蜂は笑って」

  「今日にでも 届出書いて 市役所へ 出して公言 養蜂始む」

  「今年早 蜜蜂春が 来たことを 知らせるように 箱の周りを」

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