人間牧場

〇子ども体験塾の下見紀行(その1)

 昨日の午後急な思いつきで、私が実行委員長を務めている子ども体験塾12月行事の下見に、公民館の赤石さんと久保さんの3人で出かけました。昼食を終えホッと一息ついた13時30分に、公用車で自宅まで迎えに来ていただき、早速車内で色々な打ち合わせをしながら、出発起点となるコミセンまで行き、そこから車のメーターをゼロにして、歩くであろう下灘・大洲間の県道や農道を走りながら、ポイント毎に綿密なキロ数を記録して行きました。目的地は朝が峠を経て大洲市旧田処小学校ですが、私たちが子どものころ遠足で歩いた大貫道は、歩行者利用の激減で既に通れず、草木に埋もれているため今回はその殆んどは、県道を歩かなければなりません。故に15キロの距離をいかに縮めるかがポイントなのです。

今が盛りの矢落川沿線の紅葉
見事な黄金色に色づいたイチョウ

 子ども体験塾には40人の子どもがいますが、中には小学校1年生の子もいるので、8キロが限界のような気がするため、起点を内子と大洲の枝分かれにすることにしました。ここまでは当日ご父兄に無理を言って、連れて来てもらおうという話になりました。集合場所に予定しようとしている場所は、道幅もかなり広く最適との判断です。ここから朝が峠まで3キロ、朝が峠から双海町の最後の集落法師を経て、矢落川沿いに約5キロ歩くと目的地の旧田処小学校という大まかな目算です。
 下見をした県道沿いは今が紅葉の真っ盛りで、目が覚めるような紅葉に目を奪われ、時折車を止め戸外に出て、持参のデジカメや携帯で写真に収めながら秋の風情を楽しみました。

田処集落の道端で見つけた鶏頭の花に目を奪われました
ほたるが自宅から観察できる親友西田和子さんのお宅

 下灘を出て30分ほどで旧田処小学校に到着しました。この場所にある活性化センターという体育館は、何度も講演会や交流会に来ているので、懐かしく周辺を散策し、近くにある親友西田和子さんのお宅を訪ねました。急な私の訪問に驚いた様子でしたが、運よく在宅中だったので、今回の計画のあらましを玄関先で、立ち話のような形でお話し協力を求めました。願わくば12月8日の当日は、昼食会場として活性化センターをお借りしたいし、当日少しここら辺のお話をしてもらおうと思っているのです。この件に関しても快諾をいただき西田さん宅を後にしました。

  「目の覚める ような紅葉に 目と心 奪われ矢落 川沿い歩く」

  「この道を 昔遠足 歩いたが 余りに遠い 記憶おぼろげ」

  「遠くまで 行かずも紅葉 楽しめる 近々妻を 連れて来たいと」

  「そこここに 友人がいて 助かると 急な来訪 嫌がりもせず」

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