人間牧場

○愛媛大学農学部集中講義始まる

 第1講義  8時30分~10時00分(90分)
 第2講義 10時30分~12時00分(90分)
 第3講義 12時50分~14時20分(90分)
 第4講義 14時40分~16時10分(90分)
 これが愛媛大学農学部での集中講義の日程です。しかも午前・午後一日4回の講義が9月24日と25日の2日間続くのですから、これはもう余程体力と能力がないとできないのです。能力はさて置いて体力には自信があるので、今年も昨年に引き続いての講義となりました。受講者は学部生2~3回生21人が対象なのですが、その中の4人は、愛南町にある水産学科の教室と農学部43演習室をテレビで結んでの受講という、今まで経験したことのない授業形態でした。

 朝のラッシュにかからないよう、妻に作ってもらった愛妻弁当と水筒を積み込み午前7時に自宅を出て、松山市樽味の農学部キャンバスに向かいました。何年か前客員教授に就任した折、研究室までいただいて、2年間通った大学なので、そこそこ飲み込めているつもりだし、当時の集中講義は1日4コマを4日間こなす荒業でしたが、さすがに今はそこまでの体力はないのです。
 今回の学生は昨年私の「地域活性化論Ⅰ」を受講していて、今回のテーマは「地域活性化論Ⅱ」の講義です。今月に入って暇を見つけて作成した45枚に上るレジメは、前もって担当の笠松先生の元へ送付していて、昨日は人数分だけ印刷されて会場に持ち込まれていました。

 今回の授業組み立ては、「地域活性化に必要なもの」というサブタイトルをつけ次の8本8コマの柱立てを考えました。
 A、人づくり
 B、ものづくり
 C、ハードづくり
 D、情報・話題づくり
 E、ビジネスづくり
 F、地域づくり
 G、自己実現づくり
 H、夢づくり

教壇の前に置かれた魚眼レンズのカメラ

 

私の講義の様子と愛南教室の様子がテレビで同時中継されました

 昨日は導入部分の講義に少し時間をかけ過ぎて、A~Cまでの話で終ってしまいましたが、学生たちは皆さん夏休みにも関わらず元気で、熱心に受講してくれました。少しの時間を割いて議論もしましたが、愛南教室の学生とのテレビ画面と音声を使った議論も、それなりにかみ合って、まあ第一日目の講義は自己満足度80点といったところでした。講義が終って自宅へ帰ったのは午後5時半ころでしたが、狭いといいながら広い教室で、マイクも使わない自声でのレクチャーはかなり喉に負担がかかって、少し嗄れているようでしたが、今朝は元に復元しているようなので、今日も元気に出かけようと思っています。

  「一日に 六時間もの 講義する 声少し嗄れ だけど元気に」

  「さあ今日も 昨日と同じ 六時間 学生相手 パワーを貰う」

  「大学の 教壇立って 俺如き 人間何を 話せばいいか」

  「ああ今日も 恥の上塗り しに出かけ 持てる力で アプローチする」

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