人間牧場

〇新しい卓上カレンダーが届く

 以前は金融広報委員会から毎年届いていた卓上カレンダーを、20年を越えて使っていましたが、財政難と無駄を省くため印刷配布が中止になってから、愛媛県商工会連合会が作成配布しているWriting Calemdarという細長タイプのカレンダーを使っています。地元商工会の記帳指導員さんにお願いして、今年も何とか手に入れましたが、来年はこの顔見知りの記帳指導員さんが定年退職する予定なので、どうなることかと心配しているところです。今年のカレンダーはウグイス色とでもいうのでしょうか、真新しい表紙をめくり、今年のカレンダーの末尾ページに無造作に書き込まれている1月の予定から、早速あれやこれやと書き写しました。退職して7年目を迎えていますが、書き込む講演等の予定は相変わらず多く、既に1月や2月はかなりの頻度でスケジュールが入っています。

今年のカレンダー(左)と来年のカレンダー(右)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自分では気力も体力も若いと思っていますが、最も身近な存在で毎日私を見ている妻に言わせると、気力も体力も確実に下降線を辿っているので、余り無理なスケジュールを組まないように指摘を受けています。「呼ばれたら刑務所以外どこへでも行く」と頼まれれば断わらなかった講演依頼も、前後を見計らい余裕を持って組みたいと、数年前から月に一度は4~5日程度予定を意識的に入れない日を設けようとしていますが、中々思うようにならないのです。
 私は退職を機に色々な公職を引きましたが、いつの間にかまたかなりの公職が付きまとっています。21世紀えひめニューフロンティアグループの代表や年輪塾塾長などは公職と言えないボランティアグループの代表なので、それなりに自由が利いて私の予定に合わせてもらえますが、他の公職は相手に自分の予定をあわせなければならないので厄介で、少しだけ気を揉んでいます。

 毎月最終木曜日に開催されてきたコープえひめの理事会も、早いもので6年の最終年となり、6月の総代会で辞することが決まっています。3年が任期ながら30年を越えて務めてきた金融広報アドバイザーの仕事は、今期が最後と決めていたのに押し切られ、もう一期務める予定になったので、変わらず予定が入るものと思われます。愛媛海区漁業調整委員も8月で4年の任期切れを迎えます。
 真新しいカレンダーを開いて1年の予定を入れ、古いカレンダーを書棚の引き出しにやがて終う私の人生の年毎の節目が、今年も間もなくやって来ます。来年はどんな年になるのだろうと期待に胸を膨らませる一方、右肩下がりの人生への不安も、親父や妻を含めるだけに多少気になるところです。幸い今年は息子家族と同居するという、将来へのわが家の土台だけはしっかりと据えることができました。
 さあもうひと踏ん張り、余り無理をせず来年も楽しく頑張りましょうか。

  「今年また かくてありなん カレンダー 残りの日々が 少なくなりて」

  「来年の 予定書き込む カレンダー 希望と不安 入り混じりつつ」

  「何となく 月日重ねる 愚かさよ 心体共に 進化を目指す」

  「新しき ことに挑戦 するゆえに 若さ保てる 基本忘れず」

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