shin-1さんの日記

一昨日愛媛県公民館連合会の自主組織である愛媛県公友会から会報が届きました。公友会とは、かつて公民館に勤めたことのある人たちの集まりで、あくまでも自主的な40人足らずの小さな集団なのです。私はかつて双海町の中央公民館に13年間務め、その間伊予郡公連の主事会長を6年間やりましたが、同時に県公連の主事部会長を6年間やり、県公連の役員として思う存分の働きをさせてもらいました。その時出会った岡島県公連会長と、全公連理事の朝比奈さんのご配慮で、全国というひのき舞台へ送り出させて貰ったのです。

 県公連は私にとって大恩人なので、何はさておき公民館の仕事は今もなお最優先の仕事と思い、恩返しをしているのです。

 公友会にはかつて愛媛の公民館の屋台骨を支えたり公民館の顔として働いた人たちが多士済々名前と顔を連ねています。いずれ劣らぬ論客なので、会えば必ず議論が深まるのですが、結成以来20年が過ぎるとさすがに新規会員はまばらで、しかも高齢が目立ち、「さて将来は」と危惧するものの妙案も浮かばず現在に至っています。

若松進一ブログ

 公友会の事業は夏の勉強会と年に一回出る会報程度ですが、それを仕切るのは県公連の事務局長さんで、忙しい暇を見つけて支えていただいているのです。少し前に行われた公友会の勉強会で、次年度の勉強会会場が議論され、来年は私が幹事になって人間牧場で開くことが決まりました。記憶をたどれば平成4年にわが私設公民館煙会所で第6回目の勉強会をしているので、来年やれば2回目となるのです。

 毎年のように会報に投稿している私としては、会報で人間牧場ができる以前に人間牧場構想を夢のまた夢として書いているので、皆さんに見てもらいたいという思いもあって思い切ってお引き受けすることにしたのです。高齢な方には多少難儀な山道ですが、心をこめてお世話したいと今から心待ちにしているのです。

若松進一ブログ
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 さて見開きで16ページと17ページにわたり、奇しくも盟友菊地邦求さんと同ページに書いた私の原稿のタイトルは、「書けて喋れて実践できる人間を目指して」という大変長いタイトルの文章です。公民館主事の時代に目指した「書ける」「喋れる」「実践できる」という3つの目標は、公民館を去った後も、勿論今も私の目指す理想なのです。まだまだその峰高く意思半ばですが、それでもあのころに比べれば書くことも喋ることも実践することも随分成長したように思うのです。でも成長と同時に成長の限界も感じています。特に加齢は人間の成長を止める大きな原因であり、人間誰もが味わうジレンマに今後は苛まれることでしょう。それでもあえて喰くことも喋ることも実践することも、鈍化を遅らせもうひと踏ん張りと思っています。

 これまで書いて残してきた幾つかの文章も、若気の至りでしょうか手元では見つからず散逸していますが、これからは、このようにデジタル化して残すことも考えなければなりませんが、「残して何になる」というジレンマもまたあることも事実です。

  「書いたもの 手元残らず 散逸す これから先は デジタル化して」

  「文章は 読む人のため 書くものと 最近やっと 意識し始め」

  「今年また 年末ゆえに ゴミとなる 勿体ないが 諦め燃やす」

  「書くほどに 文章多少 上手くなる そろそろ天井 来たかもしれぬ」

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