shin-1さんの日記

○自然体験活動指導者養成研修会①

 昨日と今日の二日間、国立大洲青少年交流の家が主催する「自然体験指導者養成研修会」の講師として参加しました。一昨日新潟から帰ったばかりなので、休む暇もない忙しさです。新潟へ旅立つ前、私はこの忙しさを予想して、主催者の求めに応じレジメをインターネットで送っておきました。私はレジメに沿って話しすることが苦手で、普通はどんな研修会でもレジメを用意しないのです。むしろレジメを出せと強要する集会には行かないようにしているのです。というのも、私がよく行く行政がらみの行政マンの集会は、レジメを出すとメモも取らずにそのレジメを復命書に「別紙のとおり研修会に参加したので復命します」で報告になり旅費が出るようになっているのです。最もずるい人は研修会の最中ほとんど居眠りをしてもこのレジメがあればOKなのです。しかし今回は、北は青森から参加するという話を聞いていたため、また新潟の長旅の後で準備する暇がないことからよくよく考えて、レジメを用意したのです。

 私の出番は昨日の一日目は夕方19時から20時30分までの90分、二日目の今日は午前中9時から12時まで180分、午後は13時から15時までの120分、つまり全体では6時間30分の持ち時間なのです。「そんな長い時間何を話すの?」と首をかしげるほどの長時間を、しかも講義と演習テーマが「プログラムの企画・立案」というお硬いテーマなのですから、首をかしげるのも無理からぬことなのです。

 私の昨夜の講義は「いい企画をものにする方法」というテーマで、次の10項目について話しました。

 ①アンテナを高くして心の扉を開け

 ②潜在能力と顕在能力

 ③アイディアは日ごろの問題意識

 ④はじめの一歩が大事

 ⑤イメージを売るCI戦略

 ⑥物語をつくる

 ⑦情報加工が必要

 ⑧マンネリ化の防止

 ⑨よい企画をものにする三つのキーワード

 ⑩いい企画をものにする方法で夕日をものにした町

 北は東北青森から、南は九州大分まで20人余りの参加者が熱心に耳を傾けてくれました。

 21時からは会場を二階から三階に移し夜なべ談義が始まり賑やかな交流となりました。所長さんや次長さんんも参加して、交流の輪は次第に広がり、あくる日どうしても人間牧場へ行きたいという人が沢山出て、所長さんや次長さんがその要望を即決で受け入れてくれて、深夜にもかかわらずバスの手配、運転手の手配などに慌ただしく動きました。その結果談議はいやがうえにも盛り上がり、10時までの予定だった私も11時まで付き合いました。

 今回の参加者は老若男女という表現は少しオーバーかも知れませんが、私と同年代の人もいたりしてバラエティに富んでいて、それでなお積極的でいい刺激になりました。また若い人も自分の生き方を模索しようとする姿がありありでした。

 その夜は別棟の講師専用宿泊所で一夜を過ごしました。青少年交流の家で宿泊するのも一年ぶりのことなのでゆっくり休むことができました。

  「水テーマ 企画立案 講義する 夜というのに さすが熱心」

  「レジメ見て 話はするが その通り 話もせずに 講義終わりぬ」

  「牧場へ 明日は行きたい 口々に 本部掛け合い まるで交渉」

  「今日もまた 自宅を留守に 旅に出て 仮のお宿で 一夜を過ごす」

 

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