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〇原稿を書く

 この2日間、台風で予定していた講演と来客が急遽取り止めになり、手持ち無沙汰となりました。これ幸いとばかりに書斎にこもって、パソコンで1本は2千字、1本は2千5百字の原稿2本を書き上げました。書くというよりは打つというのが正しいのでしょうが、文明の利器パソコンのお陰で、ペンも消しゴムも使うことなく用が足せるのですから、便利な世の中になったものです。

 かつて私は若い頃、町の発行する広報ふたみを、公民館に勤めながら10年間に渡って、毎月2回240号も発行しました。勿論その当時はパソコンなどなかった時代なので、シャープペンシルと消しゴムと、13字×20行の専用原稿用紙に書いては消し、消しては書くといった作業を夜遅くまでやったものでした。レイアウトや町長決済を経て印刷会社へ送り、校正印刷ののち町民への発送まで、一人何役もこなしましたが、今となっては良き思い出となりました。

 パソコンで作成した原稿は、パソコン内に保存できるため、机の上に置くこともなく、必要に応じて取り出せるので、何度も読み返して加筆修正を加えた原稿を、昨日は相次いで相手先へメール便で送ることができ、拙文ながら一仕事を終えました。自分の思っていることを文字にすることは容易なことではありません。しかも自分の書いた記事が印刷され、人に読まれることを思うと少し恥じらいや後ろめたさのようなものも感じます。ポジティブに「まあいいか」と思って、時の流れに身を任せる今日この頃です。

  「台風で あれこれできず とりあえず 書斎こもって 原稿を書く」

  「二千字と 二千五百の 原稿を パソコンで打ち メールで送る」

  「思うこと 記事に書くのは 難しい 先学嘆き 性懲りもなく」

  「鉛筆と 消しゴム使い 書いた記事 書斎の隅に スクラップされ」

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〇暑中見舞いから残暑見舞いへ

 私たちの日常の暮らしと旧暦暦には多少のズレがあります。まだまだ暑い夏の盛りだというのに、昨日8月7日は早くも立秋でした。交通標語ですっかり有名になった、「狭い日本そんなに急いでどこへ行く」も納得する言葉ですが、早くもデパートでは秋物商戦真っ只中のようです。

立秋の日の夕焼け

 昨日は台風5号が去った後に、今まで余り見なかったのにどこに隠れていたのか、アキアカネというトンボが沢山飛んで、トンボ=秋を連想させてくれました。近所に住む若者がそのトンボを、スマートフォンのカメラで撮るのだと、汗だくで追っていましたが、目に見えるようにはトンボの姿が撮れないと嘆いていました。

 今朝いつものように3枚のハガキを書きました。前日までは「暑中お見舞い申し上げます」でしたが、今日からは「残暑お見舞い申し上げます」に替えて書きましたが、これが四季の国日本の良さかも知れないと思いながら、書斎の窓辺に作ったグリーンカーテンに咲く朝顔の花を見ました。

 晴れていれば殆ど毎日のように見える夕日夕焼けも、北原白秋の歌では秋の風情のようです。毎日約1分ずつ日の出が遅く夕日が早くなる自然現象を、今朝も感じながらウォーキングを楽しみました。早くも夜の草むらからはか細いながら秋の虫の鳴き声が聞こえていました。

  「立秋が 過ぎて早くも 暑中から 残暑お見舞い あいさつ変更」

  「台風が 去った田圃に アキアカネ 沢山飛んで 立秋演出」

  「早いねえ 暦の上では 早立秋 夕日夕焼け 秋の風情が」

  「やけっぱち なくセミの声 聴きながら 今日も暑いと 少しため息」

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〇私たちに迫る15の危険

 昨日何をするでもなく点いたテレビを見ていたら、「私たちに迫る15の危険」というタイトルで、出演者が話し合っていました。バラエティ番組なので、出演者も漫才系が殆どでしたが、コメンターに名の知れた作家が出ていたので興味をそそられ、机の上に置いた紙切れにメモを走り書きで取りながら見ました。

 私たちに迫る15の危険
 ①座り過ぎ
 ②火災
 ③夏の栄養失調
 ④危険生物
 ⑤抜け毛
 ⑥若者
 ⑦孤独死
 ⑧口腔崩壊
 ⑨街の老朽化
 ⑩便秘
 ⑪冷蔵庫
 ⑫睡眠不足
 ⑬空き家
 ⑭脱水症
 ⑮雷

 その中には「えっ」と首をかしげるものや、「なるほど」と頷くものもありましたが、この①~⑮までの危険の中で、自分だけの力ではどうすることもできないものを除いて、自分で努力して回避すれば、これからの人生が楽しくなるかも知れないと、色々なことを考えてみました。

 ⑥若者について、コメンテーターだった作家の言った、心に残った幾つかの言葉をメモしておきました。
  ・世の中は理不尽だと若いうちに学ぶべし
  ・何事も手を出さないとつかめない
  ・コンプレックスを持て、それが唯一その人を伸ばすものだ
  ・直ぐに役立つものは直ぐに役立たなくなる
  ・迷ったら苦手な方の道を選べ
  ・自分以外の人の痛みが分かるようになれば教育の8割は終る
  ・「さようなら」が生きる力になる

  「バラエティ 番組見てて 何げなく メモした文字を なぞって整理」

  「迫り来る 15の危険 なるほどと 思うものあり 生きるヒントに」

  「冷蔵庫 見ればその人 性格が 分ると聞いて 妻は釘付け」

  「わが町も 私と同じ 老朽化 はてどうするか 避けて通れぬ」

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〇息子たちの小さな挑戦

 昭和48年の生まれですから、多分私の長男は今年44歳になっています。人間は年齢に応じて自分の趣味が子どもから大人へと成長して行くのでしょうが、私の息子に限っては、いやひょっとしたら私のDNAを引き継いだからなのか、この歳になっても首を傾げたくなるほど少年のようなのです。

竹で製作したカブト虫入れ容器

 家の玄関先でオオクワガタを飼って卵を産ませたり、カブト虫の幼虫を孵して成虫にしたり、止まるところを知らないようです。最近になって元地域おこし協力隊の久保さん(鬼北町在住)と意気投合し、春には友人の豚舎へカブト虫の幼虫を貰いに行き、豚糞を入れた箱の中で大量に育てています。

 2人の目論みは夜市でカブト虫を配ったり、餌代程度で売ったりしていますが、今年の目標は8月11日の山の日に、松山空港で子どもたちに無償でカブト虫をプレゼントをするのだそうです。えひめ地域政策研究センターの山本所長さんの紹介で、空港とのアポイントも上手く取れて、今はカブト虫を入れる容器を竹に穴をあけて作っているようです。

 久保さんは帯広畜産大学を出ている動物のスペシャリストなので、息子は久保さんから色々なことを教わっているようですが、将来はクワガタワンダーランドを作りたいなんて、人から見れば馬鹿みたいな夢を持っているようですが、経済を度外視して夢を追う息子の行動に、妻は息子に再三文句を言っていますが、「馬鹿は死ななきゃ治らない」と、親として呆れ返っているようです。

 昨日は松山の大街道で開かれた土曜夜市に出店したようで、夜遅く帰宅したにもかかわらず目を輝かせながら朝早く起きて、昨日の後始末をしていました。山の日を今週末に控え、息子の情熱は益々ヒートアップしようとしています。仕事も真面目にしているので、「まあいいか!!」と、目を細め横目で見ています。

  「40歳 越えたというに わが息子 カブト虫とは 少々疑問」

  「わが息子 ゆえに私の DNA 当然でしょう 私に似てる」

  「山の日に 松山空港 利用して 子どもに無償 カブトを配る」

  「動物の スペシャリストに 色々と 教わりながら まるで少年」

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〇台風5号とトライアスロン大会の行方

 この2週間ほど、太平洋上で迷走を繰り返してきた台風5号が、奄美大島の近くで停滞しながら、本土上陸を窺っています。朝な夕な予報円や進路予想を見ていますが、ひょっとしたら直撃かも知れないと、気を揉んでいますが、これほど科学が進歩しても、台風を止めたり壊したりすることは不可能に近く、いつも諦めのため息をついています。

昨日の夕日夕焼け

 先月に北九州地方を襲った豪雨災害の傷もいえていないので、被災した方々のことを思うと心が痛みます。昨日の夕方は、まるで嵐の前の静けさのように、西の空が赤く焼け、夕日夕焼けが綺麗に見えました。明日の日曜日には、双海町の大きなイベントである、トライアスロン大会が開かれる予定で、既にテントを張ったりする準備が着々と進んでいますが、各地の夏祭りや花火大会も早々と中止や延期になるなど、台風の影響が出始めています。

今朝5時の台風5号

 長年まちづくりに関わって、色々なイベントをする度に、天気を気にしながら過して来ましたが、私は自称晴れ男で、中止や延期は殆どなく、多少雨が降っていても「天に向かってブツブツ言うな、雨の日には雨の日の仕事がある」とうそぶいて、夕焼けプラットホームコンサートさえ小雨決行した経験がありますが、明日開かれる予定のトライアスロン大会も、願わくば天気を見方にしてあげたい心境で、今朝もパソコンを開き心配しながら天気予報を見ています。

「二週間 太平洋上 迷走し よりにもよって 日曜来るとは」

「早く来て 早く去ってと 思うけど 笑うかのよう 殆ど停滞」

「色々な イベント予定 それぞれに 悩み決断 選択迫る」

「一雨も 欲しい気持 一方で もってはいるが 優先低い」

 

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〇道具箱から出てきた肥後の守

 昨日は夕方人間牧場へ来る予定だった来客集団が急遽来れなくなったと電話連絡が入ったため、親父が使い私も使っている倉庫の掃除を思いつきました。親父は器用な人間で、何でも几帳面に収納していましたが、今となっては私にとって不必要なものも沢山あるので、思い切って目をつぶり不燃物回収日に出そうと、少し強めの肥料袋に入れました。

親父の道具箱から出てきた私のお宝二本の肥後の守

 整理をしていると、見覚えのある私の小刀「肥後の守」が2つ出てきました。私が子どものころ親父に買ってもらい使っていたもののようでした。私はその小刀のことをすっかり忘れ、何処へ置いたのか記憶の片隅にさえもありませんでした。切れなくなったら親父に頼んで砥石で研いでもらい使っていたため、小刀は少々痩せて細身になっていましたが、早速竹や木を削ってみましたが、まだまだ使えるようでした。

 早速親父を見習って錆を落としたり砥石で研いで油拭きをしました。肥後の守といえば、戦後の貧しい時代に育った私たちにとっては、命の次に大事だと思っていたほどの宝物でした。この小刀で遊び道具を作り、海に潜って捕まえたタコ等も捌いて食べた記憶もあるのです。今頃の若者に「肥後の守って知ってる」といっても、「それ何?」と言われ全く言葉が通じませんが、今朝は息子に肥後の守のことを現物を見せながら話してやりました。

  「二年前 死んだ親父の 道具箱 中から何と 肥後の守出る」

  「肥後の守 使って竹や 木を削り 遊んだ昔 懐かしきかな」

  「わが宝 親父大事に 道具箱 ありがたきかな 少しウルウル」

  「肥後の守 知っていますか? それ何と 言われ言葉の 通じない知る」

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〇家庭菜園の潅水を始めました

 毎日蒸し暑くて、「やはり歳のせいでは?」と思っていましたが、会う人たちに聞くと、どうやら今年の暑さは異常なような気がします。夏に汗をかくことはいい事で、新陳代謝が促進されて疲れるため、妻は寝苦しいと言っていますが、私の夜の眠りは飛び切り上等です。

 私は冷房が嫌いなので、私の書斎は今年に入ってまだ一度も冷房をつけていません。それでも流石に気温の高い午後になってやって来るお客さんには、汗をかかせることもできないので、ゲストハウスに使っている親父が使っていた隠居家は、来客が来る間だけエアコンを点けています。

 このところ気温がグングン上がるので、家の横の家庭菜園に植えた野菜類が少ししおれ始めました。余り早めに水をやり始めると、水を貰う癖がついてやり続けなければならなくなるので、ギリギリまで我慢していましたが、青豆のサヤが膨らみ始めたこの時期に水を枯らすと、実入りが無くなるので、昨日から水遣りを始めました。

 わが家の家庭菜園には散水専用井戸からポンプアップして、その水を使えるよう3ヶ所配水蛇口を用意しているので、小屋から専用のホースを取り出して接続し、畝間に流す間接散水です。最初は畝間を流れるのに時間がかかりますが、2回目以降は水がしみ込んでいるためスムーズに流れ、朝には水を吸った野菜たちがどことなく生き生きと感じられました。

 迷走し続けた台風5号がゆっくりと北上し始め、本土を窺っています。台風は来て欲しくないけれど、一雨欲しいなんて身勝手な心で台風の行方を気にしています。昨日は役目を終えたスイートコーンの枯れた茎を引き抜いて、畑の隅の焼却場で焼却処分をしました。ただ今時間は午前5時7分です。外が明るくなり始めました。「そろそろウォーキングに出かけませんか?」と言わんばかりに、ヒグラシセミの甲高い声が聞こえています。

 「カナカナと 鳴くヒグラシの 声聞けば どこか涼しく どこか寂しげ」

 「昨日から 家庭菜園 潅水を 朝晩始め 忙しくなる」

 「歳のせい? 今年の夏は 暑いねえ どうやらみんな 同じ安心」

 「わが家には 散水専用 井戸がある 折角植えた 野菜を守る」

 

 

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〇今月の歌

 松山五行歌七月歌会の報告書が、主宰者見山あつこさんから届きました。いつものように出席歌の部の格調高い作品に目を通した後、欠席歌の部を目でなぞりながら、7番目の自分の作品に辿り着きました。毎度の事ながらとてもじゃないが、人の目の前に出すほどの歌ではないので、枯れ木も山の賑わいだと思っていますが、何と今月は「四席」の朱文字に彩られていました。

  おしっこが近い
  耳が遠い
  歳をとると
  ろくなことはない
  でも忘れ状は良くなった

 講評欄に次のことが書かれていました。
 ☆ユーモラスなのに、リアルすぎて少しドキッとする冒頭、老化は仕方ないことですが、嫌なことを忘れても大事なことまでは忘れたくないですよね。老いを楽しめるよう頑張っていきたいと思います。
 ◇恥ずかしながら、今月の歌「高齢者の呟き・ウッフッフを送ります。

 ちなみに今月の出席歌一席は塚田三郎さんの次の歌でした。
  元気でいる
   コツ
  とにかく動くこと
  好きなことを
  好きにすること

 ちなみに今月の欠席歌一席は寒川国子さんの次の歌でした。
  降水確率ゼロ
  紫陽花たちの
  まるい
  ためいきが
  聞こえる

  「リアル過ぎ ご指摘どおり オシッコの 悩みを歌に 書いて反省」

  「何となく 分ったような ふりをして 五行歌なんぞ 作って楽しむ」

  「締め切りが 近づきました 督促の メールが届き 慌て即興」

  「駄作だと 謙遜ぶって いるけれど 駄作どころか ゴミに等しい」

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〇愛媛県立上浮穴高校の木造体育館落成式記念講演

 木に拘ったまちづくりをしている久万高原町に、また新しい木造体育館が上浮穴高校にできました。その新築落成式と記念行事が6月30日に行われ、記念講演に招かれました。小田町を除く上浮穴郡内の市町村がすべて合併した久万高原町は、愛媛県内で最も面積の広い町ですが、ご他聞に漏れず過疎と高齢化、少子化に悩んでいます。今の町長さんは県議を経て選挙で当選した親子2代の町長さんで、お父さんの代から懇意にしていますが、この日も来賓として出席していた町長さんに出会い、交遊を温めました。

 上浮穴高校とは昨年、上浮穴産業文化会館で開かれたえひめ地域づくり研究会議の地区別シンポで、上浮穴高校生がクロモジを使った研究発表を行い、私が助言と講演で絡み、さらに2月にも愛媛大学で行なった研究会議発足30周年記念シンポジウムでも出会いを重ねました。校長先生とも親しくなり、そのことがご縁で今回の記念講演を引き受けましたが、校長先生はこの春愛媛大学へ異動され、楽しみにしていた再会を残念ながら果たすことができませんでした。

 この2日間、私は子ども体験塾のサマーキャンプで忙しく、多少疲れていたので妻が運転手を買って出てくれ、同行することになりました。折角だから久万高原町の四国八十八ヶ所札所大宝寺に参拝しようと少し早く家を出て、途中大宝寺に二人でお参りをしました。私が講演をしている間妻は道の駅や周辺を散策したようですが、12時40分に待ち合わせの校門付近で落ち合い帰路に着きました。知り合ったクロモジ研究班の生徒は既に卒業していましたが、木の匂いのする立派な木造体育館で、「青春へのメッセージ」というテーマでお話をすることができました。

 「上浮穴 高校新築 体育館 落成記念 招かれ講演」

 「クロモジを 使った研究 二度聞いた 彼ら卒業 別々の道」

 「久万町の 親子二代の 町長さん 親しく出会い 親しい話」

 「妻同行 八十八ヶ所 名刹に お参り祈り 講演で出かけ」

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〇ドラム缶風呂はいい湯だな(その4)

 一日の全てのプログラムが終ったところで、森田館長と永井主事さんが灘町集会所横の広場で沸かしてくれた、サマーキャンプ恒例のドラム缶風呂を楽しみました。風呂は女性専用と男性専用の二つが用意され、少し熱めの風呂に、下須板を沈めて入るのですが、下須板を両足で上手く沈めることが中々できずみんな悪戦苦闘しましたが、僅か10を数える短い入浴ながら、子どもたちはワイワイガヤガヤ楽しそうに入浴していました。

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