人間牧場

〇イカダの解体作業

 昨日の夕方、先日海に浮かばせて孫たちが楽しみながら大いに遊んだ、イカダの解体作業を孫2人と私で行いました。折角プロジェクト事業と銘打って設計図を画き山へ竹を切りに出かけるなど、一生懸命作った思い入れの多いイカダなので、孫たちは来年までとって置きたいと主張しましたが、一年間保存する場所もなく私の意見を通す形での解体と相なりました。

役目を終えて海から持ち帰り庭の隅に置かれたイカダ
イカダの解体作業をする2人の孫たち

 形が崩れないようビニール紐や針金でしっかりと固定した部分をカッターナイフやペンチで外しましたが、作る時間の長かったことに比べれば、形あるものを壊すのに時間はかからず、あっという間に解体が終わり、それぞれの部材はそれぞれの置き場に、そして使った道具も元の場所に戻し一件落着となりました。板類は再利用しますが、竹類は暇を見て焼却処分する予定です。

 私は常々活動には、①始める活動、②続ける活動、③高める活動、④止める活動があると言っていますが、イカダは新型コロナウイルスの影響で、長期休校になって学校が休みとなった孫たちが考えたプロジェクト事業の一つで、始める活動から止める活動まで僅か3ヶ月の寿命でした。それでも濃密な経験や思い出を心と体にしっかりと残すことができました。

「役割を 終えたイカダが 庭の隅 少し寂しく 置かれていました」

「役割を 終えたイカダを 処分する ペンととカッター いとも簡単」

「さあ次は 孫たちどんな 夢描く 育爺私 親に変わって」

「始めるは 大事だけれど 止め方も もっと大事だ これが教育」

 

 

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