人間牧場

〇カブト虫の季節がやって来ました

 昨日6月21日は昼が一番長く夜が一番短い夏至の日でした。日の出は4時59分、日没は7時23分で、12月21日冬至の日の出7時21分、日没5時04分と比べると、日の出は2時間24分早く、日没は2時間19分も遅く、昼時間と夜時間の長さの違いを改めて実感するのです。実際には6月12日頃の日の出4時57分が一番早く、12月1日頃の日没が5時00分が一番遅いようですが、まだ梅雨も明けず真夏にはなってはいないのに、暦の上では日の出が遅く日没が早く昼の時間が段々短くなっているのです。

間もなく這い出す角を持ったカブト虫
網囲いした落ち葉ストッカー

 昨日息子と二人で人間牧場の後片づけをした後、カブト虫の養殖に使っている落ち葉ストッカーの様子を観察ました。落ち葉と豚分を入れて発酵した土の上にかぶせた寒冷紗や枯れ木をそっと剥がしてみると、その下には既にさなぎから羽化して成虫になり始めたカブト虫が何匹か確認することができました。息子の話によるともう1週間もするとカブト虫の成虫は地上に這い出してくるようです。成虫になるのはオスが一足早いようですが、そろそろ網掛け準備をしよと、倉庫から私が作ってしまっていた金網蓋を取り出しました。

 コンクリートブロックを積み上げ、私が手作りした落ち葉ストッカーには、山から拾い集めた広葉樹の落ち葉と、大洲市柳沢の石岡さんの養豚場から貰った豚分を入れて発酵させ、石岡さんの養豚場の豚分の中から集めて持ち帰った幼虫を入れて育てています。カブト虫には角のあるオスと角のないメスがいますが、最初出てくるのはオスで、最後になるとメスが多いようで、これからは毎日の様に地中からはい出したカブト虫を集めて持ち帰り、ゼリーの餌を与えて育て、息子たちは今年も松山空港などで配布する予定のようです。

「夏至となり 一年中で 昼長い 夏の季節が やって来ました」

「ストッカー 落ち葉と豚分 混ぜ込んで カブトの幼虫 地道に育て」

「ストッカー 早くもカブト 成虫に 土中這い出す 金網囲う」

「忙しく なりそな予感 これからは 毎朝カブト 集めに出かけ」

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