人間牧場

〇長男息子のシーズン

 毎年この時期になるとわが長男息子は、暇さえあれば倉庫に出入りし、忙しそうに何かをやっています。自宅横の倉庫の一角にはカブトムシやクワガタの飼育場を作っていて、間もなくそのシーズンも最盛期のようです。

クワガタやカブト虫飼育で息子のシーズンは続きます

 私はあまり興味がないので分かりませんが、クワガタなどは4~5年も生きるそうで、オスとメスを交尾させて卵を産ませ増殖に余念がなく、虫かごに腐葉土を入れてスプレーで湿らせ、ペットショップで買って来た、カップ入りのゼリーにメスを入れ、餌として置くのです。

 カブト虫の幼虫の食欲は旺盛で、毎日ゼリー1個を食べ尽くすそうで、この時期息子の小遣いの殆どはクワガタやカブト虫の餌代になるのではと、苦笑いしながら傍で見ていますが、小動物を飼う息子と、家庭菜園で小植物を育てる私も、人から見れば五十歩百歩でそんなに変わりはありません。

 お互いがお互いに干渉せず、お互いが少しずつ助け合って生きるのも悪い事ではありませんが、これまで散々巻き込んできた妻や若嫁に感謝することだけは忘れないようにしたいものです。息子のシーズンは夏が終わるころまで続きそうです。

「朝晩や 土日になると わが息子 倉庫でゴソゴソ 何やらしてる」

「クワガタや カブト虫飼う わが息子 共通話題は 蜜蜂飼育」

「小遣いは 殆ど餌代 消えている 馬鹿げた息子 呆れてしまう」

「シーズンを 迎えた息子 忙しそう 仕事の合間 見つけやってる」

 

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