人間牧場

〇金魚の絵

 わが家ではペットほどではありませんが、玄関先の靴収納箱の上で孫が土佐金という金魚を一匹買っています。孫が小さい時犬や猫を飼いたいと駄々をこねた時期があったものの、上手くはぐらかせて、餌を毎日やって育てるという約束で、金魚を飼ってやりました。孫はもう買い始めて4~5年になりますが、その約束を守り水槽の掃除をしたり餌をやったりして育てています。

孫奏心が画いた金魚の絵
水槽の金魚にはどう見えるのだろう?

 先日この金魚が逆さまになって泳ぐようになり、ネットで調べた結果転覆病という珍しい病気であることが分かり、対処法として少し塩を入れた塩水の中に入れて、日光に当てればよいということを知り、やった結果見事に回復し今は元気に泳いでいます。昨日この金魚水槽の片側に何やら白い紙が置かれていました。よ~く見ると金魚の絵のようでした。若嫁に聞くと小学校5年生の孫奏心が、金魚が一匹で可哀そうだから、金魚の絵を画いて水槽の金魚に見せてやろうということでした。

 何という心根の優しいことでしょう。孫奏心は下手糞ながら絵が得意で、暇さえあれば色々絵を画いて遊んでいます。子どもなので上手く画けたたねと褒めてやると嬉しいのか、家族の誕生日には似顔絵を画いてプレゼントしてくれたりしています。今回画いた金魚の絵も中々のものでした。はてさて水槽の中で泳いでいる金魚の目に、孫の画いた金魚の絵はどのように見えているのでしょうか?。物言わぬ金魚なので分かりませんが、子どもは面白い発想をするものです。誰に似たのでしょうか?。

「昨日朝 靴箱上の 金魚鉢 横に金魚が 一匹画かれ」

「若嫁に 聞けば5年の 孫画いた 一匹だけでは 寂しかろうと」

「中々の 出来具合だと 誉めてやる こんな発想 誰に似たのか?」

「コロナにて 外に出られぬ 孫たちも 色々工夫 暮らし楽しむ」

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