人間牧場

〇野の花

 この季節は、わが家の敷地内だけでもツツジやモッコウバラなどが満開で、朝起きて夕方日が暮れるまで、目につくそれらの花々の美しさを写真に撮ったりしながら楽しんでいます。また庭の隅で育てていた蜜蜂誘因に使う日本ラン・キンリョウヘンの花も開花し、巣箱の横に置きましたが、まだ一向に蜜蜂が斥候にやって来る様子もなく、毎日見回って空振りを残念がっています。

アザミの花も綺麗です

 この時期は草刈りの真っ最中で、野に咲く花々も草刈り機の餌食に合い、無残にも切り倒されてしまうのです。草刈りをしながら真っ黄色のタンポポやアザミの花を見つけると、草刈り機のエンジンを止め、畑や道端に座り込んで、一服休憩しながらまるで風流人のように一人その美しさを楽しんでいます。

 昨日は一雨欲しいと思っていた矢先に慈雨が降り、異常乾燥注意報が出るなどカラカラに乾いていた畑にお湿りがあり、毎朝晩忙しくしていた水遣り作業も一服して、少し落ち着いた一日でしたが、長靴を履き雨傘を差して小路を歩くと、雨に濡れた紫色のアザミの花が綺麗に咲いていました。この時期は野生の三つ葉もあちこちにあって少し収穫し、昨日は新玉ネギやニンジンなどとともにかき揚げ天ぷらにしてもらいって食べましたが、風味もよく食が進みました。摘み菜図鑑によるとアザミも食べられるそうで、一度試したことがありますが、今はその気にならず花を楽しみました。

「ツツジやら モッコウバラも いいけれど 野に咲く花々 趣きあって」

「雑草と 一緒刈られる 野アザミも その気になれば 綺麗な花です」

「野アザミを 摘み菜図鑑で 調べたら 食べれるそうで 試してみたが・・・」

「昨日今日 雨でぐずつき 畑濡れ 朝晩水遣り 停戦のんびり」

[ この記事をシェアする ]